独身女性の住宅購入

シングル女性がマンション購入を検討。住宅ローン以外にも注意しないといけない点があれこれ。
ファイナンシャルプランナーの渡邊さんが、固定資産税などのランニングコストや物件の資産価値などをアドバイス。

女性シングルのライフプラン

住宅本舗 編集部

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志穂(30代OL):独身生活も長くなったわ。この際、いっそのことマンションでも買っちゃおうかしら…

渡邊さん:それは大きな決断ですね。実は最近、私のところにもそうした相談が相次いでいます。ただ、シングル女性ならではの注意点もありますから、そこはきちんと確認しておきましょう。

志穂:はい、色いろ教えてください。

渡邊:まずは基本的なことですが、住宅ローンを組むにあたって、無理な返済計画になっていないか確認してください。住宅ローンは長いお付き合いですから、現在の家計収支だけでなく、今後の生活設計も踏まえて、安心して返済できるプランを考えるのが大前提です。

志穂:そこは心得ています。住宅ローンの基本の「き」ですからね。

渡邊:あとマンション購入後は、住宅ローンのほかにも、固定資産税やマンションの管理費、修繕積立金といった維持費もかかります。こうした諸々の費用と毎月の住宅ローン返済額を考えて、現在の家賃程度に収まれば、資金面ではひとまず安心と言えるでしょう。

志穂:ランニングコストは見逃しやすい点ですね。注意しなきゃ。

渡邊:さあ、ここからが本番ですよ。シングル女性が、マイホームの購入を検討する上で欠かせないポイントになるのが結婚です。志穂さんだって、この先、素敵な男性とめぐり合う可能性は大いにありえます。そこで、マイホーム選びで大切になってくるのが、住宅の資産価値です。

志穂:え、資産価値ですか?

渡邊:女性の場合、外観がきれいだとか、つくりが洒落ているなどの見た目で物件を選びがちですが、ぜひそこに、“売却の可能性”という視点を加えてください。

志穂:あ、そうか。結婚して旦那さまと一緒に住むことになれば、ゆくゆくはマンションを手放すことになりますものね。その時に備えて、買い手がつきやすかったり、資産価値が大きく下がらないような物件を選んでおくわけね。

渡邊:その通りです。ですので、たとえば通勤に便利な駅周辺の物件や大学に近いマンションなどを選択肢に入れてみるのも、良いかもしれません。

志穂:はい。参考にしてみます

渡邊:それと、将来売却する可能性を考えて、購入時にできるだけ頭金を積んでおきましょう。なぜなら、売却時の価格が低いと、その代金で住宅ローンを完済できない可能性も出てきます。とくに新築マンションですと、比較的短い期間で資産価値が20%ほど下落しますから、その意味でも頭金は2割程度、用意しておきたいですね

志穂:色いろあるんですね。何だか大変そう…

渡邊:でも実はもう1つあるんです。これは、あまり知られていないのですが、マイホームの広さにも気をつけておきましょう。その目安は「床面積50㎡」です。もしそれ以下ですと、住宅ローンの借入条件を満たせず審査に通らなかったり、住宅ローン控除の適用にも影響が出てきます。住宅ローン控除を受けるためには、床面積が50㎡以上なければいけませんが、シングル向けのワンルームマンションはその基準を下回る物件が多いのです。

志穂:もう、注意点ばっかり。何か良いところはないの?

渡邊:まあ、落ち着いて。最近では、女性のライフスタイルに対応した住宅ローンも結構増えていて、出産・育児中のローン金利を優遇してくれたり、床面積が50㎡以下でも借りることができるタイプも増えつつあります。それにマイホームを持つことで、資産が残る安心感が生まれますし、「仕事に対してさらにやりがいが出た」なんて声も聞きます。お話した点を1つひとつ確認して、どんな方法が良いか、じっくり判断してみてくださいね。

(記事提供:ニッキンマネー 2014年9月号 p26-p27)

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