体調やスマホ購入まで! 住宅ローンの借り換え時の注意点は?

超低金利が続く昨今、住宅ローンの借り換えを検討している人も多いことでしょう。でも、一方で、新規借入時とは違う注意点があるのをご存知ですか? 今回は住宅ローンの借り換え時の落とし穴について解説します。

住宅ローン借り換えの基礎

嘉屋恭子

嘉屋恭子 ライター

フリーライター。編集プロダクションなどを経て、2006年よりフリーランスで活動。主に住まいや暮らしに関わる分野で取材・執筆を続ける。FP技能士2級取得

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住宅ローンの借り換え時には、完済年齢を「65歳」に見直す

歴史的な超超低金利が続いている中、
「我が家も住宅ローン、借り換えようかな」
「借り換えると、いくらトクになるんだろう」
なんて考えている人も多いことでしょう。

一般に住宅ローンの借り換えは、残債期間10年以上、残債1000万円以上あり、金利差が1%あるとメリットがあるといわれています。ただ、最近では金融機関の借り換え競争も激しくなっていて、手数料を見直すなどし、少額の自己負担額で借り換えできるようになるなど、メリットが出やすくなっています。

2016年秋に入り、少々、上昇傾向にあるものの、歴史的に見ればまだまだ超超低金利。興味のある人は、このタイミングを逃さず、借り換えをしておくことが大切です。

あわせて借り換え時に同じく行いたいのが、住宅ローン返済期間の見直しです。住宅購入時の年齢にもよりますが、完済時の年齢が70歳を超えている人も少なくないはず。ただ、幸せな老後のためにも、退職金をあてにしたり、65歳以降も働くことを前提にするのではなく、65歳で完済できるよう、返済期間を圧縮しておきましょう。

もしかすると、毎月返済額は変わらない、場合によっては少し増えるケースもあるかもしれませんが、その分、利息の節約効果は大! 「いつか繰り上げ返済をしなくては……」というプレッシャーからも開放されるので、一石二鳥ならず一石三鳥にもなります。

健康状態の変化や出産とその後の働き方に要注意

ただ、借り換えには思わぬ落とし穴があります。
例えば、住宅ローンの借入後に、大きな病気をするなどして、健康状態が変わった人。また、女性は出産するなどして一旦退職した人などは、審査に影響するといわれています。あわせて、新規の住宅ローン借入時と同様に、転職直後だと、審査も厳しくなるといわれています。

また、当たり前のようですが、現在の住宅ローンの返済状況もチェックされます。返済遅延があまりにも多いとリスクの高い顧客とみなされます。特に直近の2年に支払いの遅延がないかは、一度確認しておきましょう。

見落としがちなのが、スマホの契約や車のローン契約です。というのも年齢とともに、車のローンが加わるご家庭も多いことでしょう。さらに家族で保有するスマホやタブレット端末なども増えていき、こうした端末代金の分割払いがクレジット契約として「個人信用情報機関」に登録されていった結果、「ローン残高」が増えてしまい、審査に響いたというケースもあるからです。これを機会にムダなローンを抱えていないか、家計を見直すのもいいかもしれません。

あわせて、担保物件の価値、物件評価も重要になります。新築から時間が経過して不動産の価値が大幅に下がり、オーバーローンの状態になっている場合には、残念ながら借り換え審査に通らないことも考えられます。

借り換えには役所や税務署などで書類を集める手間もかかります。半休をとって、せっかく苦労して書類などを集めたのに、審査に落ちてしまい、借り換えができなければ、せっかくの労力が水の泡になってしまいます。心配であれば、金融機関にその旨を伝え、隠しごとをせずに誠実に相談しておくとよいでしょう。

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