火災保険の長期契約が廃止に。契約期間は10年未満に。

火災保険の長期契約は、ローン期間の平均に合わせて36年まで加入することができました。
しかし、2015年10月から最長でも10年の補償期間に短縮されました。
その背景と、今後、新たに長期契約の火災保険に加入する場合の方法やできるだけ安く契約するためのコツを紹介していきます。

住宅ローンと火災保険

住宅本舗 編集部

住宅本舗 編集部

日本で唯一複数の金融機関に一括で住宅ローンの審査申し込みができる特許を持っている“住宅本舗”が、住宅ローンをはじめとした住宅購入に役立つ情報や世の中の人の傾向をコラム・アンケート記事配信していきます。
また住宅本舗では、住宅ローンの一括審査申し込み以外にも、ファイナンシャル・プランナーによるライフプラン相談サービス、火災保険一括見積もりサービス、また、住宅本舗からの様々な情報をお知らせするメールマガジンもございます。そちらもぜひ合わせてご利用ください。

契約期間10年以上(長期)の火災保険の契約が廃止になった理由

火災保険の契約期間は、長期契約であれば最長36年までの契約が可能でした。
これは、新築住宅のローン期間を36年に設定することが多かったため、ローン支払いの終了と保険の満了を揃えた方が、火災などの事故が発生した時にローンの残債を処理しやすかったことに由来します。
しかし近年では突発的な自然災害の増加や将来の大地震の発生確率の問題など災害の予測をするのが難しくなり、保険会社でも将来の収支予測をしにくくなりました。これが、10年以上の契約の廃止の大きな原因です。
保険料を決定するのに使う、災害や事故の発生頻度で決められる参考純率という数値を36年もの長期に渡って据え置くことは保険会社の収支を悪化させる原因になります。そのため、10年ごとに見直す形にすることでそれを防ぐことにしたのです。

火災保険は長期で10年、10年以上の場合は"10年自動継続方式"

2015年10月以降の火災保険は最長で10年の契約になっています。
ただし、10年ごとに保険の内容を見直すのは面倒だという場合や、内容を変えるつもりがない場合などは10年経ったら自動で契約を更新する10年自動継続方式を利用することができます。
この方法のメリットは、同じ内容の補償が引き続き受けられるという点です。また、10年ごとの契約が現在最も割引率が高くなりますから、1年更新より保険料が得になります。
ただし、注意しなくてはならないこともあります。それは、自動更新の限度は住宅ローンの融資期間の範囲内であるということです。
更に、新しい補償が出ても自動継続方式をそのままにしておくとその補償を付加することはできません。新しい補償内容にする場合は途中で契約期間を変更し、加入し直す必要があります。
また、保険料が変更になると、10年目の更新のときには変更された保険料で契約更新することになります。

火災保険の長期契約が廃止されたが節約できるポイントはあるのか

火災保険の長期契約が廃止され、契約期間による割引のメリットも少なくなってしまいました。しかし、短期の火災保険にしか入れないからと言って保険料が節約できないということはありません。
まず着目するべきポイントは補償の内容です。
つい勧められるがまま加入していたり、あれもこれもと特約をつけてしまいがちですが、実は補償内容を絞り込めば保険料負担を軽くできます。
ハザードマップなどを調べると、自分の家にとって必要な補償が分かります。それに合わせて火災保険の特約を選ぶことで、保険料を抑えつつ必要な補償を得ることができます。また、保険料はまとめて支払う方が割引されます。月払いは1回の保険料が安く済みますが、トータルの保険料は年払いの方が安くなります。もう一つ保険料を安くする方法として、免責金額を決めることが挙げられます。全ての補償に一定の自己負担額を定めることで、保険料を抑えることが可能です。

【住宅本舗は火災保険の複数見積もりをオススメします!】
火災保険のお見積もり!10社以上から最適プランをご提案!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加