住宅ローンと火災保険

住宅ローン借り入れを申し込むために、火災保険への加入が必要なケースが多々あります。
火災が発生して住宅が全焼してしまった場合、住居がないのに住宅ローンの支払いだけが残ってしまうことがあるからです。
新しく住宅を購入したばかりで、住宅ローンの大部分の返済が残っている時には、特に火災保険に加入しておく必要があります。

住宅ローンと保険の関係

丸尾 健

丸尾 健 株式会社N&Bファイナンシャル・コンサルティング 代表執行役

大学卒業後、建築関連の仕事を経て大手商社系の中高級住宅を扱うハウスメーカーに入社。在籍期間9年のうち5年は店長職を兼務。MVP賞3回。その後、大手金融機関のファイナンシャル・プランニング部門に転職。FP先進国の米国のファイナンシャルプランニングメソッドトレーニングを受講。2009年9月に独立して、株式会社N&Bファイナンシャル・コンサルティングを設立。FP経験現在9年目。新規年間相談件数120件前後、面談累計件数1,000件以上。主に個別面談を中心に活動している、実務家FP。ライフプラン全体を通してのマネープランの作成、資産形成アドバイスに提案に定評がある。
【得意分野】ライフプラン・不動産購入・住宅ローン・資産形成・保険・相続相談

質権設定付きの火災保険

住宅ローンを借りる際に加入できる火災保険として、質権設定付きの火災保険があります。
これは火災保険の保険金の支払いが生じた場合に、契約者ではなく金融機関などのお金を融資している側に保険金を支払うようにする契約のことです。
そうすることで、火災が発生して住宅が損傷した場合でも、金融機関と契約者の双方を保護することができるのです。

損害保険金と費用保険金

火災保険の補償対象となるのは、基本的に建物と家財であるため、それぞれ分けて契約する必要があります。
住宅ローン借り入れをするために加入する必要があるのは、建物の保険ですが、実際に火災が起きると住居内の家具や電器製品、日用品などの家財も大きな被害を受ける可能性があります。よって、家財についても火災保険の加入を検討しましょう。
実際に火災が発生して支払われる火災保険の保険金は、大きく分けて「損害保険金」と「費用保険金」の2つがあります。

損害保険金

家事や落雷で住宅が燃えたときだけでなく、日常生活で被害を受けた建物や家財の損害について補償してくれる保険です。
例えば、突風による住宅の破損や床上浸水などの自然災害、給排水設備の不備による水漏れ、盗難などを補償してくれます。

費用保険金

家事によって焼失した残存物の清掃費用や近所へのお見舞い費用など、災害時に必要とされる費用を補償する保険です。

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