フラット50

フラット50とは、住宅金融支援機構が民間金融機関と共同で販売している長期固定金利の住宅ローンのことで、
住宅金融支援機構と提携している銀行や住宅ローン専業会社などの金融機関で借り入れることができます。
最大の特徴は、最長で50年間の住宅ローンを固定金利で借り入れできる点にあります。

住宅ローンの基礎知識

丸尾 健

丸尾 健 株式会社N&Bファイナンシャル・コンサルティング 代表執行役

大学卒業後、建築関連の仕事を経て大手商社系の中高級住宅を扱うハウスメーカーに入社。在籍期間9年のうち5年は店長職を兼務。MVP賞3回。その後、大手金融機関のファイナンシャル・プランニング部門に転職。FP先進国の米国のファイナンシャルプランニングメソッドトレーニングを受講。2009年9月に独立して、株式会社N&Bファイナンシャル・コンサルティングを設立。FP経験現在9年目。新規年間相談件数120件前後、面談累計件数1,000件以上。主に個別面談を中心に活動している、実務家FP。ライフプラン全体を通してのマネープランの作成、資産形成アドバイスに提案に定評がある。
【得意分野】ライフプラン・不動産購入・住宅ローン・資産形成・保険・相続相談

フラット50の対象物件

フラット50は、長期優良住宅に認定された住宅のみが対象となっています。
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅のことを指します。

長期優良住宅では、長期間生活ができるような耐久性を備えており、メンテナンスがしやすい構造となっており、維持管理をするための計画も立てられています。新たに住宅を購入するのであれば、長期優良住宅に認定された住宅を検討してみるのも良いかもしれません。

フラット50の特徴

フラット50は、長期優良住宅に対して資金を融資する、最長で50年間の契約ができる住宅ローンのことです。50年と聞くと、ローンの返済を子供や後継者に引き継ぐ形を想像しますが、実際にはそうではないのです。ここではフラット50の特徴である「申し込み年齢」「借入額の上限」「ローンを引き継げる点」について見てみましょう。

年齢制限

フラット50の申し込み時点で、44歳未満の人が対象となっています。つまり44歳以上の人は対象外となり申込めないのです。フラット35では申し込みの対象が70歳未満ですから、年齢上限の面でフラット35とフラット50とでは大きな違いがあります。

借入限度額

建設費や購入価格の60%までと制限されています。ですから、フラット50を申し込むためには、総費用の半分近くを自己資金で支払う必要があるのです。また、フラット35では100%融資が可能となっていますから、資金が不足している時にはフラット35も合わせて活用する必要があるかもしれません。

ローンの引継ぎ

フラット50の特徴のひとつに住宅ローンを引き継げるという点があります。一般的に住宅を売却する場合には、住宅ローンも一括返済する必要があります。ところがフラット50では、住宅ローンもセットにして住宅を売却することができるのです。これが長期優良住宅のメリットと言えるでしょう。そのため、新たに住宅ローンを組んで購入しようと思っていた人にとっても、すでにフラット50で住宅ローンが組まれている長期優良住宅はメリットとなるかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加