2016年住宅ローンの金利動向

住宅ローンの金利は様々な要因で決まります。これまでの住宅ローンの金利は高い時期もありましたが、この十数年の住宅ローン金利動向は低い水準が続いています。
今後もこの低金利が続いていくのでしょうか?

住宅ローンの金利

住宅本舗 編集部

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住宅ローンの金利が変わる理由~金利が上がる要因・下がる要因~

住宅ローンの金利動向は様々な要因に左右されています。代表的な金利が上がる要因としては、景気改善、物価・株価の上昇、円安、金融引き締め政策、海外金利の上昇が挙げられます。

下がる要因としては、景気低迷、物価・株価の下落、円高、金融緩和政策、海外金利の下落が挙げられます。これらはあくまで代表的な要因で、実際は様々な要因を元に総合的に金利が決まるので、景気が良くても物価が下がり、海外金利も下がっているなら金利は下がる可能性があります。

住宅ローン金利は金利の上昇・下降要因を元に決まる、無担保コール翌日物金利と10年国債の利回りを指標に各金融機関が決定します。無担保コール翌日物金利は変動金利型の指標となり、10年国債の利回りは固定金利型の指標となります。

これまでの住宅ローンの金利の動向

住宅ローンの金利は90年代前半までは高い水準で推移し、それ以降は下がり始め現在は低い水準で金利が安定しています。

80~90年代に金利が上昇したのはバブル景気による影響で、90~91年には変動金利が8.5%まで上昇しています。バブル経済崩壊後は金利は一気に下がり始めました。日銀の金融緩和政策も金利の低下に拍車をかけ、96年に2%台まで低下します。これ以降、変動金利は2%台半ばを維持したまま現在に到ります。

一方、住宅ローンには固定金利型のプランがあります。代表例としてはフラット35です。固定金利型の金利は、2013年には金利が2%まで上昇しました。しかし、これも一時的なもので今は1%台半ばの低水準で推移しています。

2016年の住宅ローン金利の動向予想

2014年も2015年も住宅ローン金利は歴史的低金利でした。そして2016年の金利動向も低金利状態が続くと予想されます。

理由の1つが景気の先行き不透明感です。金利上昇の要因として景気改善と物価の上昇が挙げられます。日本の景気には中国やアメリカなどの経済大国が大きな影響を与えています。その中国の経済には余りも不安定な要素が大きい為、2016年に景気改善とは安易に予想ができないのです。

中国関連で言えば、中国発の世界同時株安も大きな影響を与えています。この世界同時株安により日本の株価も下落傾向にあります。株価の低下は金利を下げる要因の1つなので、金利の上昇は難しくなります。また、ゆうちょ銀行の住宅ローンサービス参入も大きな影響を与えるでしょう。日本最大の銀行とも言えるゆうちょの参入により、低金利競争が激化する可能性があります。

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