年忘れ【銀行の住宅ローン金利ランキング】

2016年も師走となり、いよいよ今年もあとわずかです。そんな年末の総決算として主要な銀行の住宅ローン金利をランキングにしました。
(調査対象金融機関:16 /調査日:2016年12月12日)

住宅ローン金利比較

江原さとみ ファイナンシャル・プランナー

江原さとみ ファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャル・プランナー、FPオフィスなでしこ代表(http://www.fp-nadesiko.com/)。SEとして働きながらFP資格を取得。その後の証券会社や生・損保代理店での勤務経験を活かし、セミナーや執筆、個人相談など積極的に活動している。「お金の話を身近に、わかりやすく」がモットー。
【企画・編集/SAKU株式会社】

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【固定金利期間10年 ランキング上位】

ランキング 銀行 金利 基準日
1位 ソニー銀行 0.742%※1 2016.12.12現在
2位 みずほ銀行 0.800~1.15%※2 2016.12.12現在
3位 千葉銀行 0.850~1.250% 2016.12.12現在
4位 常陽銀行 0.850~1.300% 2016.12.12現在
5位 三井住友信託銀行 0.875~1.350%※3 2016.12.01現在

※1新規購入自己資金10%以上の場合
※2自己資金20%以上の場合
※3全期間一定金利引下げの場合

【変動金利 ランキング上位】

ランキング 銀行 金利 基準日
1位 住信SBIネット銀行 0.497%※4 2016.12.01現在
じぶん銀行 0.497% 2016.12.12現在
3位 三菱UFJ信託銀行 0.575~1.075%※5 2016.12.12現在
4位 横浜銀行 0.600% 2016.12.01現在
5位 三井住友信託銀行 0.600~1.075% 2016.12.01現在

※4自己資金20%以上の場合
※5全期間一律引き下げ型の場合

住宅ローンの金利ランキング上位はネット銀行が強い

固定金利期間10年では、ソニー銀行の住宅ローン金利が1位、変動金利のランキング上位もネット銀行である住信SBIネット銀行とじぶん銀行が同率で1位となっていました。一般的に、ネット銀行は店舗を持たない、または少ない店舗数に抑えているため、営業に係るコストを低く抑えることができます。そのため、ネット銀行は他の金融機関に比べて金利が低い傾向があります。

固定金利の住宅ローンのメリットはライフプランの立てやすさ

固定金利と変動金利、どちらの金利タイプを選択すればよいのか悩む方も多くいらっしゃいます。
固定金利は、借入時の金利が返済期間ずっと適用されるため、返済期間中の金利推移に影響されません。この変わらない安心感が固定金利の最も大きなメリットです。固定金利の住宅ローンは、借入時に決まった月々の返済額が変動しないため、住宅ローンの返済計画にそったライフプランを立てやすいです。将来、教育費が大きくかかる時期に、返済額が上がってしまうと大変なご家庭や老後の資金計画をできるだけ立てておきたいといった方に向いている金利タイプといえます。固定金利にもデメリットはあり、一般的に、変動金利に比べて金利が高いこと。とはいえ、今年は数年前よりも低金利となっています。数年前に変動金利で借りた方で、固定金利に見直したいという方は、今こそ借り換え検討のチャンスです。

メリットと特徴を知れば変動金利の住宅ローンも怖くない

FP相談の場面では「変動金利は不安」という声も少なくありません。変動金利は、返済期間中に金利が上昇すると月々の返済額も上がります。この返済期間の金利上昇の不安が変動金利のデメリットといえるでしょう。
変動金利は半年ごとに金利が見直され、月々の返済額は5年毎に計算されます。5年毎に計算される返済額は、元の返済額の125%以上は上がらないという決まりがあり、返済6年目に急に返済額が倍になるといったことにはありません。しかし、月々の返済額の中で支払う利息の割合が高くなり、元金がなかなか減らず総返済額は高くなっていくので注意が必要です。よって、借入当初の月々の返済額で生活がギリギリというようでは不安です。借入金額を決める時には、金利が上昇しても対応できるよう、余裕のある返済計画を立てて、返済期間中の金利の動向に注目しておきましょう。
ただ、変動金利の大きなメリットは、固定金利に比べて金利が低いということ。借入金額が比較的少なくて借入期間が短い方や、共働きで低金利のうちに繰り上げ返済をどんどんしよう、といったご家庭であれば、低金利の今だからこそ変動金利をうまく活用できるでしょう。

年末の金利ランキングと今年の金利動向、金利タイプの特徴についてお伝えしました。数年前に借りた住宅ローンの金利に比べて金利差が気になったようであれば、この機会に借り換えを検討してみるのも良いかもしれません。

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