住宅ローンの審査に通らない原因とは?理由と対策

住宅ローンの審査に通らないから住宅が購入できないと悩んでいる人でも、そのまま諦める必要はありません。
住宅ローンの審査に通らない理由を把握し、原因を分析した上で対策をとれば、審査に通る可能性があります。

住宅ローンの審査に通らない理由・原因

山本 和彦

山本 和彦 CFP®

大手メーカーで経理部門での職務を経て、欧州現地法人の経理責任者を経験。現在は、CFP「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」 として講師活動をしているファイナンシャルプランナー。「資産」「会計」の観点でお客様に役立つコンテンツを提供します。
【保有資格】CFP®/1級FP技能士/社会保険労務士試験合格/証券外務員1種/日商簿記1級/税理士試験・財務諸表論

住宅ローンの審査に通らない理由とは?

住宅ローン審査に通らない理由は大きく分けると2つです。1つは返済能力がないこと、もう1つが物件の担保価値がないことです。

物件の担保価値については、住宅を選び直せばいいので、比較的対策ははっきりしています。

返済能力については、勤続年数が短いことや年収が少ないことがネックになって審査が通らないことがあります。また、雇用形態も通りにくい理由になるケースがあります。公務員や大会社の社員の方が、派遣社員や契約社員よりも通りやすいようです。

金融機関の審査基準とは?

金融機関によって細かい判断基準は違いますが、「国土交通省・平成26年度民間住宅ローンの実態に関する調査」によると、審査基準として重視される項目トップ3は以下です。

  1. 完済時年齢
  2. 返済負担率
  3. 借入時年齢

その後、担保評価、金属年数と続き、健康、年収までがトップ7という結果になっています。

返済能力は年齢、勤続年数、年収が重要な判断要素になるということです。近年は健康状態の重要性も高まっているようです。

自営業の方がローン審査に通りにくい理由とは?

自営業の場合は住宅ローンの審査が通りにくいといわれていますが、金融機関のローン審査の基準をみれば理由が理解できます。

勤続年数や年収は、会社員や公務員が継続的に安定した収入が得られるかを確認する項目といえます。その前提として、大きな会社ほどつぶれにくいと考えられています。その点、自営業は零細企業よりもさらに小規模なケースも多いため、事業の継続性という意味で金融機関は渋い評価をする可能性が高いです。そのため、自営業は審査に通りにくいのです。

住宅ローン審査に通らない原因をつぶして対策する!

住宅ローンの審査に通らない原因が分かったら、対策をとれば審査に通るようになる可能性があります。

返済能力を改善するためには、消費者金融の借金を返済したり、クレジットカードを整理したりするのが有効です。

年収に関しては、夫婦合算で見てもらう手もあります。審査基準は金融機関によってもばらつきもありますので、複数の金融機関に申し込むことも有効な対策になります。また、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談して知恵を借りるのもいいでしょう。

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