あなたも当てはまる? 住宅ローンの審査に落ちる人の特徴とは

住宅ローンを借りるためには、銀行などの金融機関の審査をパスする必要があります。銀行などの金融機関は、住宅ローンを借りる人が「きちんと返済できるのか?」ということを調べるので、銀行などの金融機関が考える基準を満たしていなければ審査に落ちてしまうことも。また、ひと言で「審査」といっても、その内容は銀行などの金融機関によって異なります。そして、銀行などの金融機関は自身がどのような審査基準なのかは公表していないため、なぜ審査が通らなかったのか分からないという方も多いのです。
そこで、今回は住宅ローン審査に落ちる人の特徴についてお伝えしていきたいと思います。

住宅ローンの審査に通らない理由・原因

江原さとみ ファイナンシャル・プランナー

江原さとみ ファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャル・プランナー、FPオフィスなでしこ代表(http://www.fp-nadesiko.com/)。SEとして働きながらFP資格を取得。その後の証券会社や生・損保代理店での勤務経験を活かし、セミナーや執筆、個人相談など積極的に活動している。「お金の話を身近に、わかりやすく」がモットー。
【企画・編集/SAKU株式会社】

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「完済時年齢」が高い、「健康状態」に不安がある場合の住宅ローンの借り入れは?

例えば、フラット35の借入期間の最長は、「35年」または「80歳-申込時の年齢」のどちらか短い方ということ。つまり、80歳までに完済することが条件となっています。定年退職後の収入を考えると、高齢での住宅ローン返済が不安でしょう。借入期間が長く、長期間の住宅ローンになってしまうようなら、購入物件や頭金の額について再検討してみましょう。
また、団体信用生命保険(以下、団信)の加入の面では、「完済時年齢」や「健康状態」はとても重要です。フラット35は任意加入ですが、銀行などの金融機関の住宅ローンを借りる場合、団信の加入が必要条件になります。この団信自体の加入できる年齢に上限があるのです。なお、上限は76歳の誕生日の前日までや、80歳未満までなど、銀行などの金融機関が取り扱う団信によって様々です。そして、団信はあくまで生命保険。病気療養中などの健康状態だと加入することができず、団信に加入できない場合は住宅ローンの審査に通りません。

購入する物件の「価値」も住宅ローンの審査対象

住宅ローンの借り入れでは、銀行などの金融機関や住宅ローンの保証会社がその物件(土地や建物、マンションなど)に抵当権を設定します。もし住宅ローンの返済が滞ってしまった場合、住宅ローンの債権が銀行などの金融機関や住宅ローンの保証会社に移り、抵当権を実行、物件を処分することで資金回収を行います。
そのため、銀行などの金融機関はその物件は資金回収が可能かどうか、その借り入れの担保に値するかどうかの「担保評価」も住宅ローン審査の判断材料にします。物件の担保価値が低く、住宅ローンの借入金額と合わない場合は審査が通らないといったこともあるかもしれません。

年収に対して既に住宅ローン以外のローンの返済が多い

住宅ローンの審査のお話しといえば、「年収」や「返済負担率」は必ずといっていいほど出てくる用語。

「返済負担率」とは、年収に対する年間返済額の割合のことです。この返済負担率が銀行などの金融機関の基準値よりも高い場合は審査をクリアできません。

また、住宅ローン以外の車や教育ローン、奨学金など、他での借入れも含めてすべてのローン返済の総返済金額でみています。クレジットカードのキャッシング枠は実際に利用していなくても限度額まで借入れているとみなされることがあります。住宅ローンの借入だけで返済率を考えていたら、他のローンが多くて審査が通らなかったということが無いようにしましょう。
返済負担率がどの程度なのかは銀行などの金融機関によって異なります。住宅金融支援機構のフラット35では、総返済負担率の条件を公表していて、年収を目安としています。年収が400万円未満で総返済負担率は30%以下、400万円以上で総返済負担率は35%以下となります。

転職したばかりで住宅ローンを申し込む
転職を考えているのなら住宅購入とのタイミングは重要です。住宅ローン審査では転職して勤続年数が少ない場合は審査に通らないこともあります。

融資可能額(融資率)が高い
住宅ローンでは同じ借入金額でも、「融資率」 によって適用される金利が異なることも多いです。融資率とは住宅の購入費用に対する住宅ローンの借入金額の割合のこと。例えば、フラット35では、この融資率が9割以下の方は融資率9割以上の方に比べて低い金利で借りることができます。また、融資率が9割以下の場合は、9割未満の方に比べて金利が高くなるだけでなく審査も厳しくなるのです。

過去に借りたお金を滞納していると住宅ローン審査は厳しい
お金を借りるためには信用がとても重要です。銀行などの金融機関は住宅ローン審査で信用情報機関へクレジットカードなどの利用履歴やローン返済状況を照会できるため、状況によっては住宅ローン審査に影響を及ぼす可能性があります。滞納歴があると金融機関は信用できないと判断してしまい、審査が通らなくなってしまうこともあります。

住宅ローン審査に落ちる人の特徴についてお伝えしました。住宅ローンの審査基準は銀行などの金融機関によって異なるため、こちらの銀行では通らなかったけど、他の銀行では審査が通ったということもあります。不安な点があるようであれば、事前審査などの際に銀行などの金融機関へ相談しておくとよいでしょう。

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