【2026年最新】NISA成長投資枠おすすめ銘柄15選!タイプ別比較と選び方を徹底解説
「成長投資枠で何を買えばいいか分からない...」「つみたて投資枠との違いがよく分からない...」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。2024年から始まった新NISAでは、年間240万円まで投資できる成長投資枠が注目を集めていますが、対象商品が多すぎて選び方に迷ってしまいますよね。
結論からお伝えすると、成長投資枠のおすすめ銘柄は「投資目的」と「リスク許容度」によって大きく異なります。低コストで長期運用したい方にはインデックスファンド、高いリターンを狙いたい方にはアクティブファンド、配当金を受け取りたい方には高配当ファンドがそれぞれおすすめです。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
- 成長投資枠の基本的な仕組みとつみたて投資枠との違い
- タイプ別おすすめ銘柄15選(インデックス・アクティブ・高配当・ETF)
- 失敗しない銘柄選びの5つのポイント
- 成長投資枠を活用する際の注意点
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【結論】NISA成長投資枠おすすめ銘柄の比較一覧表
まずは結論として、成長投資枠でおすすめの銘柄を一覧表でご紹介します。金融庁が公表している成長投資枠対象ファンドの中から、信託報酬・純資産・運用実績などを総合的に評価して厳選しました。
| 銘柄名 | タイプ | 信託報酬(税込) | 純資産総額 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | インデックス | 0.05775% | 約8.8兆円 | 全世界約3,000銘柄に分散投資 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | インデックス | 0.0814% | 約9.7兆円 | 米国主要500社に投資 |
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド | インデックス | 0.162% | 約1.5兆円 | 米国株式市場全体をカバー |
| ニッセイ外国株式インデックスファンド | インデックス | 0.09889% | 約7,500億円 | 日本を除く先進国株式に投資 |
| アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信B | アクティブ | 1.727% | 約1.9兆円 | 米国成長株を厳選投資 |
| フィデリティ・世界割安成長株投信B | アクティブ | 1.65% | 約4,500億円 | 世界の割安成長株を発掘 |
| ひふみプラス | アクティブ | 1.078% | 約5,000億円 | 日本の成長企業に投資 |
| SBI日本高配当株式ファンド(年4回決算型) | 高配当 | 0.099% | 約1,400億円 | 日本の高配当株に投資 |
| 日経平均高配当利回り株ファンド | 高配当 | 0.693% | 約2,800億円 | 日経225採用の高配当銘柄 |
| 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド | 高配当 | 0.192% | 約700億円 | 米国高配当株に投資 |
| MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558) | ETF | 0.077% | 約4,500億円 | S&P500連動のETF |
| NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489) | ETF | 0.308% | 約2,700億円 | 日経高配当50銘柄 |
※2026年1月時点の情報です。信託報酬・純資産総額は変動します。
タイプ別の結論
成長投資枠の使い方は、あなたの投資スタイルによって異なります。以下に、タイプ別のおすすめをまとめましたので、ご自身に合った選択の参考にしていただければと思います。
低コストで長期運用したい方 → eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)またはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がおすすめです。信託報酬が0.1%未満と非常に低く、純資産総額も国内最大級で安定した運用が期待できます。
高いリターンを狙いたい方 → アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信Bがおすすめです。信託報酬は高めですが、プロのファンドマネージャーが厳選した米国成長株に投資でき、S&P500を上回るリターンを目指せます。
配当金を受け取りたい方 → SBI日本高配当株式ファンド(年4回決算型)がおすすめです。信託報酬0.099%と低コストながら、年4回の分配金を受け取れます。NISAなら分配金も非課税で受け取れるのが大きなメリットです。
NISA成長投資枠とは?基本の仕組みと特徴
成長投資枠の銘柄選びを始める前に、まずは制度の基本をしっかり理解しておきましょう。ここでは特に重要なポイントに絞ってお伝えしていきます。
成長投資枠の概要|年間240万円・非課税期間は無期限
成長投資枠とは、2024年1月から始まった新NISA制度における投資枠の一つです。従来の「一般NISA」が発展的に再編されたもので、年間240万円まで投資できる点が大きな特徴となっています。
成長投資枠の最大のメリットは、投資で得た利益(売却益・配当金)が非課税になることです。通常、株式や投資信託で利益が出ると約20.315%の税金がかかりますが、成長投資枠を活用すれば、この税金がゼロになります。例えば100万円の利益が出た場合、通常なら約20万円の税金がかかるところ、NISAなら全額を手元に残せるということになります。
また、新NISAでは非課税保有期間が無期限となりました。旧一般NISAでは5年間という制限がありましたが、新制度では何年保有しても非課税のままです。長期投資を前提とした資産形成に非常に適した制度といえるでしょう。
成長投資枠の主な特徴をまとめると以下のとおりです。年間投資上限額は240万円、非課税保有限度額は1,200万円(つみたて投資枠と合わせて1,800万円)、非課税保有期間は無期限、投資対象は上場株式・投資信託・ETF・REITなど幅広い商品に投資可能、そして売却した場合は翌年に非課税投資枠が復活するという仕組みになっています。
つみたて投資枠との違い|購入できる商品・投資方法の比較
新NISAには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2つの投資枠があります。この2つの違いを理解しておくことは、効果的な資産形成のために非常に重要です。
つみたて投資枠は、金融庁が厳選した「長期・積立・分散投資に適した投資信託」のみが対象となっています。年間投資上限額は120万円で、積立投資のみが可能です。商品数は約280本と限定されていますが、初心者でも安心して選べるよう基準が設けられています。
一方、成長投資枠は投資対象が幅広く、つみたて投資枠では購入できない個別株式やETF、アクティブファンドなども購入できます。年間投資上限額は240万円で、積立投資だけでなく一括投資も可能です。ただし、レバレッジ型や毎月分配型など一部の商品は対象外となっている点には注意が必要です。
両者の使い分けとしては、まずつみたて投資枠で低コストのインデックスファンドを積み立てながら、成長投資枠でより積極的な投資を行うという方法が一般的です。もちろん、成長投資枠でもつみたて投資枠と同じ商品を購入することは可能ですので、投資可能額に応じて両方の枠で同じファンドを積み立てるという選択肢もあります。
成長投資枠で購入できる商品|株式・投資信託・ETF・REIT
成長投資枠で購入できる商品は多岐にわたります。東京証券取引所に上場している国内株式はもちろん、米国株などの外国株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)なども対象となっています。
投資信託については、成長投資枠対象ファンドとして約2,000本以上が対象となっています。インデックスファンドからアクティブファンドまで幅広く選択できるため、自分の投資スタイルに合った商品を見つけやすいのが特徴です。
ただし、すべての投資信託が対象となるわけではありません。信託期間が20年未満のもの、毎月分配型、高レバレッジ型(デリバティブ取引を用いて基準価額の変動が大きくなるよう設計されたもの)などは対象外となっています。購入前に必ず、その商品が成長投資枠対象かどうかを確認するようにしてください。
ETFは、株式と同様に市場でリアルタイムに売買できる投資信託です。一般的な投資信託よりも信託報酬が低い傾向にあり、コストを抑えた運用を目指す方に人気があります。国内ETFだけでなく、米国ETFも成長投資枠の対象となっています。
成長投資枠の銘柄選び5つのポイント|失敗しない基準とは
成長投資枠で投資する銘柄を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは、投資初心者の方でも分かりやすいよう、具体的な数値基準を交えながら解説していきます。
ポイント1|信託報酬は0.2%以下を目安に選ぶ
投資信託を選ぶ際に最も重要な指標の一つが「信託報酬」です。
信託報酬とは、投資信託を保有している間、継続的にかかるコストのことです。年率で表示され、日々の基準価額から自動的に差し引かれます。例えば、信託報酬が年1%のファンドに100万円投資した場合、年間約1万円のコストがかかることになります。
長期投資においては、この信託報酬の差が大きなリターンの差につながります。仮に年利5%で運用できたとしても、信託報酬が1%なら実質リターンは4%、信託報酬が0.1%なら実質リターンは4.9%となります。20年、30年と運用を続けると、この差は数百万円規模になることもあるのです。
インデックスファンドを選ぶ場合は、信託報酬0.2%以下を目安にすることをおすすめします。現在は低コスト競争が進んでおり、eMAXIS Slimシリーズなど信託報酬0.1%未満のファンドも多く登場しています。一方、アクティブファンドの場合は1〜2%程度が一般的ですが、その分高いリターンが期待できる可能性があります。
ポイント2|純資産総額100億円以上のファンドを優先
純資産総額とは、そのファンドに投資されている資金の総額のことです。純資産総額が大きいファンドを選ぶことには、いくつかのメリットがあります。
まず、純資産総額が大きいファンドは運用が安定しやすいという特徴があります。投信総合検索ライブラリーで各ファンドの純資産総額を確認できますが、資金が潤沢にあることで効率的な運用が可能となり、突然の解約にも対応しやすくなります。
また、純資産総額が小さすぎるファンドは「繰上償還」のリスクがあります。繰上償還とは、運用会社がファンドの運用を途中で終了することで、投資家は強制的に換金されてしまいます。一般的に、純資産総額が30億円を下回ると繰上償還のリスクが高まるといわれています。
長期投資を前提とするなら、純資産総額100億円以上のファンドを選ぶことをおすすめします。人気の高いeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は純資産総額が約8.8兆円、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は約9.7兆円と、国内最大級の規模を誇っています。これだけの規模があれば、繰上償還のリスクはほぼないといえるでしょう。
ポイント3|運用実績3年以上で安定性を確認
投資信託を選ぶ際には、ある程度の運用実績があるファンドを選ぶことが重要です。運用実績が短いファンドは、その運用方針や実際のパフォーマンスを判断する材料が少ないためです。
Yahoo!ファイナンスや各証券会社のサイトでは、ファンドの過去のリターンを確認できます。1年、3年、5年、10年といった期間別のリターンを見ることで、そのファンドがどのような値動きをしてきたかを把握できます。
特にアクティブファンドを選ぶ際は、運用実績の確認が重要です。アクティブファンドは運用者の手腕によってパフォーマンスが大きく左右されるため、過去の実績がファンド選びの重要な判断材料となります。ただし、過去の実績が将来のリターンを保証するものではないことは、常に意識しておく必要があります。
インデックスファンドの場合は、ベンチマーク(連動を目指す指数)との乖離(トラッキングエラー)が小さいかどうかをチェックしましょう。乖離が大きいファンドは、運用の効率が悪い可能性があります。
ポイント4|投資対象の分散度を確認
分散投資はリスクを抑えるための基本的な考え方です。一つの国や企業に集中投資するよりも、複数の国や資産に分散することで、特定のリスクの影響を軽減できます。
例えば、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、日本を含む先進国と新興国の約3,000銘柄に分散投資しています。これ1本で世界中の株式に投資できるため、特定の国や企業のリスクを大きく軽減できます。
一方、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は米国の主要500社に投資するファンドです。分散度は全世界株式より低くなりますが、米国経済の成長に賭けたい方にとっては有力な選択肢となります。
すでにつみたて投資枠で特定の資産に投資している場合は、成長投資枠で異なる資産に投資することで、ポートフォリオ全体の分散度を高めることもできます。例えば、つみたて投資枠で全世界株式に投資しているなら、成長投資枠では高配当株やREITに投資するといった使い分けも考えられます。
ポイント5|自分のリスク許容度に合わせた商品を選ぶ
投資において最も大切なのは、自分のリスク許容度に合った商品を選ぶことです。リスク許容度とは、どの程度の価格変動(値下がり)まで耐えられるかという度合いのことです。
国民生活センターでは投資に関するトラブル事例も紹介されていますが、その多くは自分のリスク許容度を超えた投資をしてしまったケースです。株式市場は上昇することもあれば下落することもあります。2020年のコロナショック時には、主要株価指数が30%以上下落する場面もありました。
リスク許容度は、年齢、収入、保有資産、投資経験、投資目的などによって異なります。一般的に、若い方や収入が安定している方は比較的高いリスクを取れる傾向にあります。一方、退職間近の方や生活資金を投資に回す場合は、リスクを抑えた運用が望ましいでしょう。
投資初心者の方や、リスクを抑えたい方には、全世界株式やバランス型ファンドがおすすめです。一方、ある程度のリスクを取れる方は、新興国株式やアクティブファンドなど、より高いリターンを狙える商品も選択肢に入れてよいでしょう。
【インデックスファンド】低コストで長期運用したい人向けおすすめ4選
インデックスファンドは、特定の株価指数(インデックス)に連動する運用成果を目指す投資信託です。信託報酬が低く、長期投資に適しているため、成長投資枠でも人気の高いカテゴリーとなっています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称「オルカン」は、成長投資枠で最も人気のある投資信託の一つです。三菱UFJアセットマネジメントが運用するこのファンドは、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動することを目指しています。
最大の魅力は、この1本で日本を含む先進国23カ国と新興国24カ国、合計約3,000銘柄に分散投資できる点です。投資割合は時価総額に応じて自動的に調整されるため、世界経済の成長を幅広く取り込むことができます。
信託報酬は年0.05775%(税込)と、業界最低水準を維持しています。純資産総額は約8.8兆円で、国内の投資信託では第2位の規模を誇ります。「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」でも複数回1位を獲得するなど、投資家からの評価も非常に高いファンドです。
「とりあえず何を買えばいいか分からない」という方には、まずこのオルカンをおすすめします。世界経済が成長する限り、長期的には資産が増えていくことが期待できるからです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動することを目指すファンドです。三菱UFJアセットマネジメントが運用しており、純資産総額は約9.7兆円と国内最大の投資信託です。
S&P500とは、米国を代表する大企業500社で構成される株価指数で、Apple、Microsoft、Amazon、NVIDIA、Alphabetなど、世界的に有名なテック企業が上位を占めています。米国経済の成長に賭けたい方には最適な選択肢といえるでしょう。
信託報酬は年0.0814%(税込)で、2025年1月に引き下げが実施されました。同じS&P500に連動するファンドの中でも最低水準のコストを実現しています。
過去のリターンを見ると、オルカンよりもS&P500の方が高いパフォーマンスを示してきました。ただし、これは過去の実績であり、将来も同様の結果になるとは限りません。米国経済一国に集中投資することになるため、米国経済が低迷した場合のリスクは、オルカンよりも高くなる点には注意が必要です。
ニッセイ外国株式インデックスファンド
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する、日本を除く先進国株式に投資するファンドです。MSCIコクサイ・インデックスへの連動を目指しています。
信託報酬は年0.09889%(税込)と低コストで、純資産総額は約7,500億円と安定した規模を維持しています。2013年の設定以来、長期にわたって運用されており、実績も十分です。
オルカンとの違いは、新興国が含まれていない点と、日本株が含まれていない点です。すでに日本の個別株に投資している方や、新興国への投資を別途行いたい方にとっては、使いやすいファンドといえるでしょう。
また、「日本株は別枠で投資したい」という方にもおすすめです。成長投資枠で日本の個別株を購入し、海外株式はこのファンドでカバーするという使い方ができます。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
楽天・全米株式インデックス・ファンド、通称「楽天VTI」は、楽天投信投資顧問が運用するファンドです。米国バンガード社のVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)に投資することで、米国株式市場全体に投資できます。
S&P500との違いは、投資対象の広さです。S&P500は大企業500社に限定されていますが、楽天VTIは中小型株を含む約4,000銘柄に投資しています。つまり、米国株式市場の時価総額のほぼ100%をカバーしていることになります。
信託報酬は年0.162%(税込)で、S&P500連動ファンドよりはやや高めですが、それでも十分に低コストの部類に入ります。純資産総額は約1.5兆円と大きく、運用の安定性も問題ありません。
中小型株は大企業よりも成長余地が大きい可能性がある一方、値動きも大きくなりやすい傾向があります。米国経済全体の成長を幅広く取り込みたい方におすすめのファンドです。
【アクティブファンド】高リターンを狙いたい人向けおすすめ4選
アクティブファンドは、ファンドマネージャーが銘柄を厳選し、ベンチマーク(指数)を上回るリターンを目指す投資信託です。信託報酬はインデックスファンドより高めですが、市場平均を超えるリターンが期待できる可能性があります。
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコースは、アライアンス・バーンスタインが運用する米国成長株ファンドです。成長の可能性が高いと判断される米国株式に厳選投資を行います。
純資産総額は約1.9兆円と、アクティブファンドとしては非常に大きな規模を誇ります。2006年の設定以来、長期にわたって運用されており、多くの投資家から支持を集めてきました。
投資銘柄は、Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazon、Meta Platformsなど、米国を代表するテクノロジー企業が中心となっています。運用チームがファンダメンタルズ分析を行い、成長性の高い銘柄を厳選しています。
信託報酬は年1.727%(税込)とインデックスファンドに比べると高めですが、過去の運用実績ではS&P500を上回るリターンを達成してきた期間も多くあります。ただし、アクティブファンドの成績は運用者の手腕に大きく依存するため、将来も同様のパフォーマンスが続くとは限らない点には注意が必要です。
なお、Aコース(為替ヘッジあり)、Cコース(毎月決算型・為替ヘッジあり)、Dコース(毎月決算型・為替ヘッジなし)など複数のコースがありますが、成長投資枠での長期投資を考えるなら、分配金を出さないBコースがおすすめです。
フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)(テンバガー・ハンター)
フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース、愛称「テンバガー・ハンター」は、フィデリティ投信が運用するファンドです。「テンバガー」とは、株価が10倍になる銘柄を指す投資用語で、そうした大化け銘柄を発掘することを目指しています。
世界各国の「割安」かつ「成長力がある」と判断される株式に投資するのが特徴です。市場では見過ごされているが、将来大きく成長する可能性を秘めた企業を発掘する「ボトムアップ・アプローチ」を採用しています。
純資産総額は約4,500億円で、信託報酬は年1.65%(税込)です。投資対象が世界全体に広がっているため、米国だけでなく、欧州やアジアなどの成長企業にも投資できる点が魅力です。
成長性重視のファンドのため、値動きは比較的大きくなる傾向があります。短期的な価格変動を許容できる方、長期的な視点で高いリターンを狙いたい方に向いているファンドといえるでしょう。
ひふみプラス
ひふみプラスは、レオス・キャピタルワークスが運用する日本株アクティブファンドです。「日本を根っこから元気にする」という理念のもと、主に日本の成長企業に投資しています。
最大の特徴は、運用責任者である藤野英人氏が企業への徹底的な調査・取材を行い、本当に価値のある企業を厳選している点です。大企業だけでなく、まだ知名度は低いが成長力のある中小企業にも積極的に投資しています。
純資産総額は約5,000億円で、信託報酬は年1.078%(税込)です。アクティブファンドとしては比較的低めのコストに抑えられています。
日本株は長らく低迷していましたが、近年は企業統治改革や株主還元の強化などにより、見直しの動きが出ています。日本経済の成長に期待する方、日本企業を応援したい方におすすめのファンドです。
なお、ひふみプラスは国内株式だけでなく、海外株式にも一部投資しています。その比率は市場環境によって変動しますが、あくまでも日本株中心の運用である点は変わりません。
セゾン資産形成の達人ファンド
セゾン資産形成の達人ファンドは、セゾン投信が運用するファンド・オブ・ファンズです。世界各地の優秀なファンドに分散投資することで、長期的な資産形成を目指しています。
このファンドの特徴は、直接株式に投資するのではなく、バンガードやアライアンス・バーンスタインなど世界的に評価の高い運用会社のファンドに投資する点です。つまり、プロが厳選した「ファンドのプロ」に運用を任せる形になります。
純資産総額は約3,500億円で、信託報酬は年1.34%(税込)程度です。投資先ファンドの費用も含めた実質的なコストはもう少し高くなりますが、それでも複数の優秀なファンドに分散投資できるメリットは大きいといえます。
長期投資を重視する「長期投資のセゾン投信」という企業理念を持ち、投資教育にも力を入れています。投資初心者でも、長期的な視点で資産形成に取り組みやすい環境が整っているのも魅力です。
【高配当・分配型】インカムゲインを得たい人向けおすすめ4選
成長投資枠では、配当金や分配金を受け取れるファンドも人気があります。NISAなら分配金も非課税で受け取れるため、定期的なインカムゲインを得たい方にとって非常にお得な選択肢となっています。
SBI日本高配当株式ファンド(年4回決算型)
SBI日本高配当株式ファンド(年4回決算型)は、SBIアセットマネジメントが2023年12月に設定した比較的新しいファンドです。日本の高配当株式に投資し、年4回(1月、4月、7月、10月)の分配金を目指します。
最大の魅力は、信託報酬が年0.099%(税込)と非常に低い点です。従来、高配当株ファンドの信託報酬は0.5〜1%程度が一般的でしたが、このファンドはインデックスファンド並みの低コストを実現しています。
純資産総額は約1,400億円で、設定からわずか1年で急成長を遂げました。投資家からの支持の高さがうかがえます。1年リターンは約37%と好調で、分配金も安定して支払われています。
日本の高配当株に投資したい方、低コストで分配金を受け取りたい方におすすめのファンドです。ただし、分配金を受け取ると複利効果が薄れるため、資産を大きく増やしたい方は分配金を出さないファンドの方が適している場合もあります。
日経平均高配当利回り株ファンド
日経平均高配当利回り株ファンドは、日経225採用銘柄の中から配当利回りの高い銘柄に投資するファンドです。三菱UFJアセットマネジメントが運用しています。
投資対象を日経225採用銘柄に限定しているため、流動性が高く、安定した大企業中心のポートフォリオとなります。純資産総額は約2,800億円で、長期にわたる運用実績があります。
信託報酬は年0.693%(税込)で、SBI日本高配当株式ファンドよりは高めですが、高配当株ファンドとしては標準的な水準です。年4回(2月、5月、8月、11月)の決算で分配金が支払われます。
日経225という馴染みのある指数をベースにしているため、どのような銘柄に投資しているか理解しやすいのもメリットです。安定した大企業の高配当株に投資したい方におすすめです。
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドは、楽天投信投資顧問が運用するファンドで、米国の高配当株式に投資します。FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスへの連動を目指しています。
このファンドの特徴は、米国バンガード社のVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)に投資することで、低コストで米国高配当株に投資できる点です。信託報酬は年0.192%(税込)と、高配当株ファンドとしては非常に低い水準です。
純資産総額は約700億円で、VYMの投資対象である約400銘柄の米国高配当株に分散投資できます。ジョンソン・エンド・ジョンソン、JPモルガン・チェース、エクソンモービルなど、配当を安定して支払う米国優良企業が組み入れられています。
米国経済の成長を享受しながら、配当収入も得たいという方におすすめのファンドです。年4回の決算で分配金が支払われますが、実際に分配が行われるかは運用状況によります。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、分配金を出すファンドではありませんが、高配当投資と組み合わせて使うことで、バランスの取れたポートフォリオを構築できます。三菱UFJアセットマネジメントが運用しています。
日本を除く先進国22カ国の株式に投資するファンドで、MSCIコクサイ・インデックスへの連動を目指しています。信託報酬は年0.09889%(税込)と非常に低く、純資産総額は約8,000億円です。
高配当株ファンドだけに集中すると、特定のセクター(金融や通信など)に偏りが生じることがあります。このファンドを併せ持つことで、成長株も含めた幅広い銘柄に分散投資でき、ポートフォリオ全体のバランスを取ることができます。
配当収入を得たい方は、成長投資枠の一部を高配当ファンドに、残りをこうしたインデックスファンドに配分する方法がおすすめです。
【ETF・個別株】株式投資で資産を増やしたい人向けおすすめ3選
成長投資枠では、投資信託だけでなくETFや個別株も購入できます。特にETFは投資信託よりも信託報酬が低いものが多く、コストを重視する投資家に人気があります。
MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)
MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(証券コード:2558)は、三菱UFJアセットマネジメントが運用する国内ETFです。S&P500指数に連動する運用成果を目指しています。
信託報酬は年0.077%(税込)と、投資信託のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)よりもさらに低いのが特徴です。東京証券取引所に上場しているため、株式と同様にリアルタイムで売買できます。
純資産総額は約4,500億円で、国内のS&P500連動ETFとしては最大級の規模を誇ります。出来高(売買量)も十分にあるため、売買時のコスト(スプレッド)も抑えられています。
投資信託との違いは、購入・売却のタイミングを自分で決められる点です。指値注文で希望の価格で購入したり、市場が大きく下がったタイミングで追加購入したりといった柔軟な投資が可能です。
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489)
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(証券コード:1489)は、野村アセットマネジメントが運用する国内ETFです。日経平均構成銘柄のうち、配当利回りが高い50銘柄で構成される指数に連動します。
信託報酬は年0.308%(税込)で、純資産総額は約2,700億円です。年4回(1月、4月、7月、10月)の分配があり、高配当株への投資を通じて定期的なインカムゲインを得ることができます。
投資信託の高配当株ファンドとの違いは、リアルタイムで売買できる点と、分配金の支払いが定期的に行われる点です。株式と同じ感覚で売買できるため、相場の状況を見ながら機動的に投資したい方に向いています。
日本を代表する高配当企業に分散投資できるため、個別株で高配当投資を始めるのが難しいと感じる方の入門としてもおすすめです。
個別株投資の選び方|成長投資枠で狙うべき銘柄の特徴
成長投資枠では、国内外の個別株式にも投資できます。日本証券業協会では投資に関する基礎知識も公開されていますが、個別株投資にはより深い知識と分析力が求められます。
成長投資枠で個別株を選ぶ際に意識したいポイントをご紹介します。まず、配当利回りだけでなく、配当の継続性・成長性を確認することが重要です。一時的に高配当でも、業績悪化で減配される銘柄は避けるべきでしょう。
次に、財務の健全性をチェックしましょう。自己資本比率が30%以上あるか、利益剰余金が積み上がっているか、営業キャッシュフローがプラスかといった点を確認することで、安定した企業かどうかを判断できます。
また、NISAでは損益通算ができないため、「損をしにくい銘柄」を選ぶことが重要です。株価が割安な水準にあるか(PER、PBRなどの指標で確認)、業績が安定しているかといった点も重視しましょう。
個別株投資は、投資信託やETFに比べてリスクが高くなります。投資経験を積んでから挑戦するか、ポートフォリオの一部に留めることをおすすめします。
【目的別】あなたに合った成長投資枠の使い方
成長投資枠の使い方は、あなたの投資目的や状況によって異なります。ここでは、目的別におすすめの使い方をご紹介していきます。
資産形成を最優先したい人→インデックス+つみたて投資枠併用
資産を効率的に増やしたい方には、インデックスファンドへの投資がおすすめです。特に、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で同じファンドに投資する方法が効果的です。
例えば、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に、つみたて投資枠で月10万円(年間120万円)、成長投資枠で月20万円(年間240万円)を投資すれば、年間360万円を全世界株式に投資できます。最短5年で非課税投資枠1,800万円を埋められる計算になります。
分配金を出さないインデックスファンドを選ぶことで、複利効果を最大限に活かすことができます。配当金や売却益はファンド内で再投資されるため、税金を気にせず資産を雪だるま式に増やしていくことが可能です。
非課税のメリットを最大限に活かすには、長期・分散・積立投資が基本となります。焦らずコツコツと積み立てていくことが、資産形成への近道といえるでしょう。
配当金を受け取りたい人→高配当ファンド+ETF
定期的な配当収入を得たい方には、高配当ファンドやETFへの投資がおすすめです。NISAなら配当金・分配金も非課税で受け取れるため、手取り収入を最大化できます。
例えば、成長投資枠で SBI日本高配当株式ファンド(年4回決算型)と楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドに半分ずつ投資すれば、日本と米国の高配当株に分散投資しながら、定期的な分配金を受け取ることができます。
ただし、分配金を受け取ると、その分だけ複利効果が薄れる点には注意が必要です。まだ資産形成期にある方は、分配金を再投資するか、分配金を出さないファンドを選ぶことも検討してみてください。
配当収入を生活費の足しにしたい方や、リタイア後の収入源として活用したい方には、高配当投資は非常に有効な戦略です。ご自身のライフステージに合わせて、最適な投資方法を選んでいただければと思います。
一括投資で効率を重視したい人→インデックスの一括買付
まとまった資金がある方は、成長投資枠で一括投資を行うこともできます。つみたて投資枠は積立投資のみですが、成長投資枠では一括投資も可能です。
理論上、株式市場は長期的に右肩上がりで成長するため、できるだけ早く投資した方がリターンは大きくなります。一括投資は、この「時間の力」を最大限に活かす投資方法です。
ただし、一括投資は投資タイミングによっては、直後に大きく値下がりするリスクもあります。2020年のコロナショックのように、突然30%以上下落することもあり得ます。一括投資を行う場合は、このリスクを許容できるかどうか、よく検討してから実行してください。
投資初心者の方や、値動きに不安を感じる方は、一括投資と積立投資を組み合わせる方法もおすすめです。例えば、資金の半分を一括投資し、残り半分を数ヶ月〜1年かけて積み立てていく、といった方法です。
つみたて投資枠と併用したい人→成長投資枠でアクティブ運用
つみたて投資枠で低コストのインデックスファンドを積み立てている方は、成長投資枠でより積極的な投資に挑戦することもできます。
例えば、つみたて投資枠ではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を積み立て、成長投資枠ではアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコースに投資する、といった使い分けです。インデックスファンドで市場平均のリターンを確保しながら、アクティブファンドで市場平均を上回るリターンを狙う戦略といえます。
また、成長投資枠ではつみたて投資枠では購入できない商品にも投資できます。個別株、ETF、REITなど、より幅広い投資対象から選択できるのが成長投資枠の魅力です。
ポートフォリオ全体でリスクをコントロールすることが重要です。成長投資枠で積極的な投資を行う場合は、つみたて投資枠では比較的安定したファンドを選ぶなど、バランスを意識しましょう。
成長投資枠を活用する際の注意点4つ
成長投資枠を活用する際には、いくつかの注意点があります。事前に理解しておくことで、失敗を避け、より効果的な資産形成ができるようになります。
注意点1|非課税枠の上限1,200万円を意識する
成長投資枠の非課税保有限度額は1,200万円です。つみたて投資枠と合わせた総枠は1,800万円ですが、成長投資枠だけで1,800万円を使い切ることはできません。金融庁の説明資料でも、この点は明確に示されています。
例えば、成長投資枠だけで毎年240万円を投資すると、5年で1,200万円に達します。それ以降は成長投資枠では新規投資ができなくなりますが、つみたて投資枠では引き続き年間120万円まで投資できます。
また、売却した場合は翌年に非課税投資枠が復活します。ただし、復活するのは「取得価額」であり、売却時の時価ではありません。例えば、100万円で購入した投資信託が150万円に値上がりして売却した場合、復活する枠は100万円分です。
長期投資を前提とするなら、頻繁な売買は避け、できるだけ非課税枠を有効に使うことをおすすめします。
注意点2|損益通算ができないリスクを理解する
NISAで発生した損失は、他の口座(特定口座や一般口座)で発生した利益と損益通算することができません。これは、NISAの大きなデメリットの一つです。
例えば、特定口座で100万円の利益、NISA口座で50万円の損失が出た場合、通常なら損益通算して50万円分の利益に対してのみ課税されます。しかし、NISAの損失は損益通算の対象外となるため、特定口座の100万円全額に課税されてしまいます。
このリスクを軽減するためには、NISAでは「できるだけ損をしにくい銘柄」を選ぶことが重要です。分散投資されたインデックスファンドや、業績が安定した優良企業の株式などが適しています。
ハイリスク・ハイリターンの投機的な投資は、NISAよりも特定口座で行う方が税制上は有利な場合があることを覚えておきましょう。
注意点3|毎月分配型など対象外商品に注意
成長投資枠では、すべての投資信託が対象となるわけではありません。以下のような商品は対象外となっています。
まず、信託期間が20年未満の投資信託は対象外です。長期投資を前提とした制度設計のため、短期で償還される商品は除外されています。
次に、毎月分配型の投資信託も対象外です。毎月分配型は、元本を取り崩して分配金を出すケースがあり、長期の資産形成に適さないと判断されているためです。年4回までの決算型ファンドは対象となります。
また、レバレッジ型(ブル型・ベア型)やインバース型のETFも対象外です。これらは短期売買を前提とした商品であり、長期保有には適さないためです。
購入前に、その商品が成長投資枠対象かどうかを必ず確認するようにしてください。各証券会社のサイトでは、対象商品にマークが付いていることが多いです。
注意点4|金融機関によって取扱商品が異なる
NISAで購入できる商品は、金融機関によって異なります。特に、銀行と証券会社では取扱商品に大きな差があります。
一般的に、ネット証券は取扱商品数が多く、低コストのインデックスファンドも豊富に揃っています。SBI証券や楽天証券では、成長投資枠対象の投資信託を1,800本以上取り扱っています。
一方、銀行や対面型証券会社では、取扱商品が限定されていることがあります。特に、eMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックスファンドを取り扱っていない金融機関もあるため、注意が必要です。
NISA口座は1人1口座しか開設できないため、金融機関選びは慎重に行いましょう。取扱商品の豊富さ、手数料、使い勝手などを総合的に比較して、ご自身に合った金融機関を選ぶことをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
成長投資枠に関してよく寄せられる質問にお答えします。投資を始める前に、疑問点を解消しておきましょう。
Q1. 成長投資枠とつみたて投資枠はどちらを優先すべき?
A: 投資可能額によって異なりますが、基本的には併用がおすすめです。
月3万円程度の投資額なら、まずはつみたて投資枠だけで十分です。つみたて投資枠は金融庁が厳選した商品のみが対象となっているため、初心者でも安心して選べます。
月10万円以上投資できる方は、つみたて投資枠を満額使った上で、成長投資枠も活用しましょう。両方の枠で同じインデックスファンドを積み立てれば、シンプルに資産形成を進められます。
Q2. 成長投資枠で投資信託と株式どちらがおすすめ?
A: 投資初心者の方には投資信託をおすすめします。
投資信託は1本で多数の銘柄に分散投資できるため、個別企業のリスクを軽減できます。また、100円から投資できる証券会社も多く、少額から始められるのもメリットです。
一方、個別株式は企業分析の知識が必要となり、1銘柄あたりの投資金額も大きくなりがちです。ある程度の投資経験を積んでから挑戦することをおすすめします。
Q3. 途中で銘柄を変更・売却しても大丈夫?
A: 問題ありませんが、長期保有を前提とした方が効率的です。
NISAでは、いつでも売却が可能です。売却した分の非課税投資枠は翌年に復活するため、銘柄の変更も自由に行えます。
ただし、頻繁な売買は手数料がかかるだけでなく、複利効果を活かしにくくなります。できるだけ長期で保有し、非課税のメリットを最大限に活用することをおすすめします。
Q4. 成長投資枠の240万円を使い切れない場合は?
A: 無理に使い切る必要はありません。
成長投資枠の年間240万円は上限であり、必ず使い切らなければならないわけではありません。余った枠を翌年に繰り越すことはできませんが、ご自身の投資可能額に応じて無理のない範囲で投資しましょう。
例えば、月5万円の投資なら年間60万円。これでも長期で続ければ、十分な資産形成が可能です。大切なのは、続けられる金額で投資を習慣化することです。
Q5. おすすめの証券会社は?
A: SBI証券または楽天証券がおすすめです。
両社とも、成長投資枠対象の投資信託を豊富に取り扱っており、eMAXIS Slimシリーズなどの低コストファンドも購入できます。また、クレジットカード積立でポイントが貯まるなど、お得なサービスも充実しています。
SBI証券は投資信託の取扱本数が業界最多水準で、投資信託の保有残高に応じたポイント還元も魅力です。楽天証券は楽天ポイントで投資信託を購入でき、楽天経済圏を活用している方には特におすすめです。
まとめ:成長投資枠のおすすめ銘柄と選び方
この記事では、NISA成長投資枠のおすすめ銘柄と選び方について詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめておきます。
タイプ別おすすめ銘柄
低コスト重視の方
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)がおすすめです。信託報酬0.05775%、純資産約8.8兆円と、コスト・規模ともに申し分ありません。これ1本で世界中の株式に分散投資できます。
高リターン狙いの方
アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信Bコースがおすすめです。信託報酬は高めですが、プロの運用で市場平均を上回るリターンを目指せます。純資産約1.9兆円の実績あるファンドです。
配当収入重視の方
SBI日本高配当株式ファンド(年4回決算型)がおすすめです。信託報酬0.099%と低コストながら、年4回の分配金を非課税で受け取れます。
成長投資枠で成功するための3つのポイント
ポイント1:長期投資を前提に考える
NISAの非課税メリットは、長期投資であればあるほど大きくなります。短期的な値動きに一喜一憂せず、10年、20年という長い目線で投資を続けましょう。
ポイント2:信託報酬は0.2%以下を目安に
長期投資では、コストの差が大きなリターンの差につながります。特にインデックスファンドを選ぶ際は、信託報酬の低さを重視しましょう。
ポイント3:自分のリスク許容度に合った商品を選ぶ
どんなに良いファンドでも、値下がりに耐えられずに売却してしまっては意味がありません。自分がどの程度のリスクを許容できるか、よく考えてから投資商品を選びましょう。
成長投資枠は、年間240万円まで非課税で投資できる非常にお得な制度です。この記事を参考に、ご自身に合った銘柄を選び、長期的な資産形成に役立てていただければ幸いです。


