無担保住宅ローンとは?メリット・デメリット

無担保ローンとは?メリット・デメリット

最近増えてきた無担保住宅ローンとは、どんな特徴があるのでしょうか。
人生で最も高価な買い物である住宅取得で無担保ローンを組めるのは嬉しいことですが、身の丈に合わせ、メリットデメリットを見定めてから慎重に選び分けることが求められます。

目次

無担保住宅ローンとは?メリット・デメリット

無担保ローンとは?

無担保住宅ローンは、文字通りローンを組むときに担保が必要ないという特徴があります。住宅向けローンの中には、リフォームのみに対応した無担保ローンがありますが、その住宅購入版と考えるとわかりやすいです。

その特徴は土地などの担保がいらない、融資限度は通常ローンよりもかなり低く設定されており融資限度額は1000~1500万円ほどが主流、返済プランは通常ローンと同等か少し短い期間で15~20年返済プラン、金利も通常のローンよりも高めに設定されています。

このローンは、別荘やログハウスなどセカンドハウスの取得を考えている方、住宅リフォームを検討している方、中古住宅の取得を検討している方、住宅ローンを借り換えしたい方などに向いています。

無担保ローンのメリットは審査と融資までのスピード

無担保住宅ローンの最大のメリットは、審査と融資までがスムーズであることです。

無担保ローンでは職歴・収入・資産・勤続年数などを慎重に審査されますが、住宅ローンの審査スピードはかなり早くなっています。融資までもスムーズなので業者と契約してから早い期間で施行に入ることができます。一般的な住宅向けローンが事前審査1~3週間、本審査に1週間ほどかかることと比較するとかなり小回りがききます。

また、一般的な住宅ローンではセカンドハウス取得でローンを組めないことが多いですが、このローンであれば可能です。最近増えている中古マンションや戸建住宅を低価格で購入し、リフォームしてから居住する方にも組みやすいローンと言えるでしょう。

無担保ローンのデメリットは金利が高い点

無担保住宅ローンのデメリットはやはり金利が高いことでしょう。

金融機関は、住宅向け無担保ローンの金利を高く設定することでリスクを取っています。変動金利や固定金利でも違ってきますが、おおよそ1~1.7%ほど金利が高くなりますので、毎月の元金に金利分の追加されます。また、その他のデメリットとして融資限度額が少ないことを指摘できます。通常の住宅向けローンの半分以下の融資限度額がほとんどなので、土地付きの新築一戸建て住宅の購入や新築マンションの購入などには向いていないのです。

そのことから無担保住宅ローンを利用するときには、500~1000万円ほどの融資限度額を想定してローンを組むことが、ゆとりのある返済に繋がります。

無担保住宅ローンは慎重な選択が大事

今回は無担保ローンについてご紹介してまいりました。
無担保住宅ローンを以下にまとめました。

  • 無担保住宅ローンとは土地などの担保がいらず融資を受けられる
  • 無担保住宅ローンのメリットは審査と融資がスムーズな点
  • 無担保住宅ローンは金融機関がリスクを取る分金利が高め

無担保住宅ローンは、セカンドハウス購入など特定の理由がない限りは一般の住宅ローンの利用をおすすめします。
十分にメリット・デメリットを吟味して選択をしましょう。

執筆者紹介

マネーライフ本舗 編集部

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