七十七銀行のカードローンは一つだけではありません。
主な商品は「77カードローン」と「77スマートネクスト」の二つです。
名前は似ているものの、申込条件、限度額、金利、毎月返済額が異なる別商品です。
さらに、どちらにも返済用口座の残高が不足したとき、対象となる公共料金やクレジットカード代金などへ不足額を自動融資する機能があります。
引落結果だけでは、預金から払ったのか、借入れで補ったのかを見分けられません。
申込前に希望限度額だけでなく、選ぶ商品と自動融資の対象を分けておくと、契約後の残高を把握しやすくなります。
七十七銀行以外も含めた金利や申込条件は、カードローン総合おすすめに一覧でまとまっています。
| 比較項目 | 77カードローン | 77スマートネクスト |
|---|---|---|
| 借入極度額 | 10万円から300万円 | 10万円から800万円 |
| Web契約の金利 | 年7.9% | 年1.5%から14.8% |
| 年収・勤続条件 | 前年収入150万円以上、勤続1年以上など | 安定した定期収入があること |
| 毎月返済日 | 毎月5日 | 毎月5日 |
| 自動融資 | 対象の口座振替などに対応 | 対象の口座振替などに対応 |
77カードローンと77スマートネクストは限度額と申込条件が違う
77カードローンは、Web契約の場合に年7.9%の固定金利で、借入極度額は10万円から300万円です。
一方、77スマートネクストは極度額10万円から800万円、固定金利年1.5%から14.8%となります。
前者は、勤続年数1年以上または営業年数3年以上、前年の税込収入150万円以上、東北6県または北海道に居住していることなどの条件を満たさなければ申し込めません。
77スマートネクストは安定した定期収入を条件とし、居住地または勤務先が七十七銀行の営業地域内にある人を対象としています。
保証会社も共通ではありません。
前者は七十七カード、後者はエム・ユー信用保証が担当します。
二つの違いは七十七銀行の公式商品ページで説明されています。
条件が少ない方が審査に通りやすい、とは断定できません。
申込条件を満たすことと、審査で希望極度額が認められることは別だからです。
審査では契約や返済に関する信用情報も確認され、その登録内容はJICCの信用情報の内容と登録期間で確認できます。
77カードローンの限度額は18種類で前年収入の2分の1以内
Web契約型の借入極度額は、10万円から130万円までの10万円刻みと、150万円、180万円、200万円、250万円、300万円の18種類です。
前年の税込収入または申告所得の2分の1以内という上限もあります。
年収300万円なら、必ず150万円まで契約できるのでしょうか?
2分の1は申込上限を示す条件で、承認額を約束するものではありません。
借入極度額は審査で決まり、Web契約では年齢20歳以上65歳未満、七十七銀行のキャッシュカードを持つことなど、店頭申込みより細かい条件があります。
現行のWeb契約条件は77カードローン(Web契約)の商品概要説明書で確認できます。
極度額は契約枠であり、預金ではありません。
使わなければ利息は生じませんが、使える金額を生活費の残高として数えると返済計画が崩れやすくなります。
自動融資は公共料金やカード代金の不足を借入れで補う
返済用普通預金口座で対象の引落し資金が不足すると、不足額がカードローン口座から自動融資されます。
公式商品概要に挙げられている対象は、5大公共料金、学費、クレジットカード利用代金、税金、保険料、その他払込金の自動振替です。
たとえば普通預金に2万円あり、対象となるクレジットカード代金が5万円なら、不足する3万円が自動融資される場合があります。
支払いは完了しても、カードローン残高は3万円増えます。
引落しが済んだだけでは、自分の預金で払ったか、自動融資が使われたか分かりにくいのではないでしょうか?
そのため、引落日の後は普通預金の明細だけでなく、カードローンの残高も確認します。
自動融資の対象取引は公式商品概要に明記されています。
77スマートネクストは極度額の範囲で利用限度額が増減する
77スマートネクストでは、10万円から800万円の借入極度額とは別に利用限度額を設定します。
利用限度額は常に一定ではありません。
保証会社の審査によって増減し、0円になる場合もあります。
極度額100万円で契約しても、常に100万円を借りられるとは限りません。
「契約枠」と「今使える額」を別に見る点は、増額や追加融資を考えるときにも重要です。
現行の商品条件は77スマートネクストの公式商品ページに掲載されています。
77スマートネクストの金利は、50万円以下が年14.8%、60万円から90万円が年14.0%など、借入極度額に応じて決まります。
上限金利だけでなく、審査後に決まった極度額と適用金利を契約画面で確認します。
毎月5日の返済額は前月末の借入残高で決まる
前者は、毎月5日に前月末の借入残高に応じた金額を返済用普通預金口座から自動振替します。
77スマートネクストも返済日は毎月5日ですが、残高区分と返済額の表は共通ではありません。
| 前月末残高 | 77カードローンの約定返済額 | 77スマートネクストの約定返済額 |
|---|---|---|
| 10万円以下 | 5,000円以下は残高全額、5,000円超は5,000円 | 2,000円 |
| 10万円超20万円以下 | 5,000円 | 4,000円 |
| 20万円超30万円以下 | 5,000円 | 5,000円 |
| 50万円超80万円以下 | 15,000円 | 15,000円 |
同じ残高でも毎月返済額が同じとは限りません。
商品名を確認せず「七十七銀行なら月いくら」とまとめると、口座に用意する金額を間違える可能性があります。
返済額と金利の現行一覧は七十七銀行のローン金利一覧から各商品へたどれます。
随時返済をしても毎月5日の約定返済は別に残るため、前月末残高と引落口座を確認します。
20万円を年7.9%で30日借りる利息の試算は約1,298円
この商品をWeb契約し、20万円を年7.9%で30日借り、途中で残高が変わらない条件を試算しました。
利息の試算結果は約1,298円でした。
計算式は「20万円 × 7.9% × 30日 ÷ 365日 = 約1,298円」です。
前月末残高が20万円なら約定返済額は5,000円です。
この場合、返済額の全額が元金を減らすわけではありません。
返済額には利息も含まれます。
カードローンの利息が日割りで増える基本は、全国銀行協会のカードローン解説で確認できます。
自動融資で残高が増えた日は、その分だけ利息計算の前提も変わります。
住宅ローン利用者の年4.8%は77カードローンの店頭契約に限られる
七十七銀行の住宅ローン利用者は、所定の条件を満たすと77カードローンの年4.8%という特別金利を利用できる場合があります。
ただし、カードローン取扱店に住宅ローン取引があり、店頭で契約することが条件です。
Web契約の年7.9%と、住宅ローン利用者向け年4.8%を同時に使えるわけではありません。
また、住宅金融支援機構の対象商品だけを利用している場合は特別金利の対象外となります。
条件は住宅ローン利用者向け案内で確認できます。
金利だけを見れば年4.8%が低いものの、店頭手続きと対象となる住宅ローン取引が必要です。
現在の取引状況と申込経路を合わせて比較します。
七十七銀行カードローンの限度額と自動融資に関するよくある質問
77カードローンと77スマートネクストは同時に契約できますか?
公式説明では、七十七銀行ですでにカードローンを契約している人は利用できないとされています。
まず現在の商品名と残高を確認し、二つの商品の違いを基準にします。
新しい申込みを追加融資と同じ意味にしないことが大切です。
自動融資を使うと普通預金の残高はマイナス表示になりますか?
対象の引落しで不足した金額はカードローン口座から融資され、指定預金口座へ補われます。
普通預金の引落しだけを見るのではなく、商品概要にある自動融資の対象とカードローン残高を確認します。
表示方法は利用明細の画面や通帳で確かめます。
七十七銀行の返済シミュレーションは審査結果も分かりますか?
返済シミュレーションは、借入額、金利、返済額から返済の目安を計算するものです。
審査の承認や実際の利用限度額を示すものではありません。
契約後は現行金利と自分の商品別返済表を使って再計算します。
限度額を比べた後は自動融資で増えた残高も確認する
七十七銀行の二つのカードローンは、限度額の大きさだけで選ぶ商品ではありません。
申込条件、金利、毎月返済額が異なり、自動融資を利用すれば現金を引き出していなくても残高が増える場合があります。
- 77カードローンは10万円から300万円、77スマートネクストは10万円から800万円である
- 77カードローンのWeb契約は年7.9%だが、所定の住宅ローン利用者向け年4.8%は店頭契約に限られる
- 対象となる公共料金やカード代金の残高不足は自動融資で補われる場合がある
- 毎月5日の返済額は商品と前月末残高によって異なる
限度額と利用可能額を分けて他行とも比べるなら、三菱UFJ銀行カードローンの即日融資と審査基準も続けて確認できます。
七十七銀行の自動融資まで把握した後なら、借入方法だけでなく「意図せず残高が増える場面」も比較できます。

