「ゆうちょのキャッシュカードがあれば、店でクレジット払いもできるのか」と迷うのは、JP BANKカードにキャッシュカード一体型があるためです。
通常のゆうちょICキャッシュカードはATMや口座取引のカードです。JP BANKカードは審査を経て発行されるクレジットカードで、一体型なら一枚の券面に両方の機能が入ります。
他行系カードを含む年会費とポイントは、クレジットカードの比較ページにまとめています。
| カード・機能 | 支払う時期 | 主な用途 | 審査 |
|---|---|---|---|
| ゆうちょキャッシュカード | ATM利用時 | 預入、払戻し、振込 | 口座開設の確認 |
| ゆうちょデビット | 買い物時に即時 | Visa加盟店等で支払い | 所定の利用条件 |
| JP BANKカード | 後日 | クレジット加盟店で支払い | クレジット審査 |
| JP BANKカード一体型 | 機能で異なる | ATMと後払いを一枚で利用 | クレジット審査 |
キャッシュ、デビット、クレジットは口座から減る時期が違う
キャッシュカードは預金を動かすための道具で、後払いの買い物枠はありません。デビットは買い物の時点で口座から即時、クレジットは締め日後の支払日にまとめて引き落とされます。
消費者庁の決済方法の説明でも、デビットを即時払い、クレジットカードを後払いに分類しています。一枚の券面に機能がまとまっても、お金が減る時期は統合されません。
支払前に見る表示は三つです。
- ATMで使うキャッシュカード機能
- 店頭で即時引落しになるデビット機能
- 国際ブランド加盟店で後払いするクレジット機能
店頭で一体型カードを出す時は、ATM用のキャッシュカード機能ではなく、クレジットの国際ブランドを使って支払います。暗証番号も用途ごとに管理される場合があるため、同じ番号だと思い込まないことが大切です。
JP BANKカードは一体型と単体型を選べる組み合わせがある
JP BANKカード一般は、JCB、Visa、Mastercardからブランドを選べます。ただし、JCBはキャッシュカード一体型のみ、VisaとMastercardは一体型とクレジット単体型を選べるなど、組み合わせが異なります。
JP BANKカード一般の公式商品ページは、初年度年会費無料、年1回のショッピング利用で翌年度も無料、通常年会費1,375円と案内しています。
一体型はカード枚数を減らせますが、紛失するとATMとクレジットの両方を止める必要があります。単体型は二枚になる代わりに、口座取引と買い物のカードを別に保管できます。
ブランドで支払日とポイント単位が変わる
JP BANKカードは、ブランドによって請求日とポイントの数え方が違います。券面デザインだけで選ぶと、家計管理の締め日を取り違えかねません。
公式基本情報では、Visa、Mastercardは毎月末締め翌月26日請求、1,000円ごとに1ポイント(5円相当)、JCBは毎月15日締め翌月10日請求、200円ごとに1ポイント(1円相当)としています。
どちらも基本の価値を単純換算すれば0.5%相当ですが、集計単位、交換先、ボーナスが異なります。月3万円を使う場合、基本相当額だけなら約150円でも、端数の扱いと交換先で実際の価値は変わります。
JP BANKカードの公式総合案内には、ブランド別のポイント、優待、公共料金の支払い条件がまとめられています。最大倍率より、よく使う支払先が対象かを見ます。
一体型への切替えで既存カードの機能が変わる場合がある
SuicaやEdy機能付きのゆうちょICキャッシュカードから一体型JP BANKカードへ替えると、既存の電子マネー機能を引き継げない場合があります。ゆうちょデビットも一体型の発行に伴い自動解約となる条件があります。
Suica・Edy搭載カードからの切替注意では、JP BANKカード一体型にSuica機能を搭載できず、残高を使い切るか払戻し手続が必要と案内しています。
申込み前のチェックリスト。
- 現在のキャッシュカードにSuicaやEdyが付いているか
- ゆうちょデビットを同じ口座で使っているか
- 一体型を紛失した時の予備口座があるか
- JCBとVisa、Mastercardの支払日を家計に合わせられるか
- 年1回利用の年会費無料条件を忘れないか
キャッシュカード機能一体型特約は、一体型に対応する通常貯金口座をクレジット利用代金の自動払込口座として届ける仕組みを定めています。カードが一枚でも、預金取引とクレジット契約の規定は別です。
ネット決済を使う場合は、経済産業省の本人認証案内を参考に3Dセキュアも設定します。一体型でも銀行暗証番号をカード決済の認証へ入力しません。
クレジットカードの選び方と発行会社と国際ブランドの違いを確認すると、ゆうちょ銀行、JCB等の役割を分けられます。三菱UFJ銀行とカードの関係も銀行系カードの比較材料です。
ゆうちょのカード機能に関するQ&A
ゆうちょのキャッシュカードでクレジット払いできますか?
通常のキャッシュカード機能だけでは、クレジット加盟店の後払いはできません。JP BANKカード一体型なら、同じ券面にあるクレジット機能を使います。券面の国際ブランドと会員サービスへの登録を確認してください。
JP BANKカード一般の2年目の費用はどう決まりますか?
一般カードは初年度無料で、年1回以上ショッピング利用があれば翌年度も無料です。公式商品ページでは、条件を満たさない翌年度の年会費を1,375円としています。
利用回数の集計期間と対象になるショッピングも公式条件で確認します。
JP BANKカードはキャッシュカード単体型にできますか?
クレジット機能だけの単体型を選べるのは、一般カードのVisa、Mastercard等の対象組み合わせです。JCBはキャッシュカード一体型です。カード種類、ブランド、発行形態の順に選び、申込画面で選択できる組み合わせを確認します。
JP BANKカードの公式商品ページで、申込時に選択できる一体型と単体型を照合できます。
一体型を紛失したらATMだけ止めればよいですか?
一体型ではキャッシュカードとクレジットの両機能が入るため、両方の停止が必要です。発行会社とゆうちょ銀行の案内に従い、身に覚えのないATM取引とカード利用明細を別々に確認します。
一枚にまとめる利便性と紛失時の影響を比べる
一体型を選ぶかは、財布の枚数よりも、支払時期と紛失時の影響を理解できるかで決まります。
- キャッシュは口座取引、デビットは即時払い、クレジットは後払い
- 一般カードは年1回利用で翌年度年会費無料
- ブランドによって締め日、支払日、ポイント単位が異なる
- 一体型への切替えでSuica、Edy、ゆうちょデビットが変わる場合がある
年会費無料のカードを旅行保険と店舗優待で比べる場合は、エポスカードの旅行保険と優待に、付帯条件と利用頻度の見方をまとめています。

