三十三銀行のカードローンには、同行の普通預金口座を使うタイプと、普通預金口座を作らない「口座レス」があります。
どちらも専用ローンカードで借りる商品ですが、毎月の返済方法は同じではありません。
口座を持つタイプは毎月6日に自動引落し、口座レスは月末までの所定期間にATMまたは振込みで返します。
「口座があるか」だけで選ぶと、契約後に自分で返済日を管理する必要があることを見落としがちです。
借入方法、返済方法、審査で公表されている条件を順番に分けると、二つの違いが見えやすくなります。
三十三銀行以外も含めた金利や申込条件は、カードローン総合おすすめに一覧でまとまっています。
| 比較項目 | 三十三銀行カードローン | 三十三銀行カードローン(口座レス) |
|---|---|---|
| 普通預金口座 | 既存口座を返済に使います | 不要です |
| 借入れ | 専用ローンカード、アプリなど | 専用ローンカード |
| 約定返済 | 毎月6日に口座引落し | 所定期間内にATMまたは振込み |
| 申込地域 | 営業区域内に居住または勤務 | 東海・近畿の指定6府県に居住 |
| 金利・限度額 | 年0.9%から14.5%、10万円から1,000万円 | 同左 |
三十三銀行カードローンは口座の有無で二つの契約タイプに分かれる
三十三銀行の普通預金口座を持つ人は通常タイプ、持っていない人は口座レスタイプが申込先です。
普通預金口座を持つ人や、三十三銀行と法人取引がある役員は口座レスを選べません。
どちらも申込時に満20歳以上70歳以下で、安定した収入があり、所定の保証を受けられることなどが条件です。
学生は申し込めません。
外国籍の人が申し込むには永住許可が必要です。
二つの対象地域と手続きは三十三銀行カードローンの公式商品ページで確認できます。
申込先を絞るときは、次の順で分けます。
- 普通預金口座を持っているかを確認する
- 自分の居住地または勤務地が対象地域かを照合する
- 自動引落しと月末までの自主返済のどちらを続けやすいか比べる
たとえば、普通預金口座がないから口座レスを選ぶ、という入口も間違いではありません。
つまり、その後は返済を自分でATMへ入金することになるため、口座開設の手間と毎月の期日管理を交換する商品です。
専用ローンカードが届いた後に三十三銀行と提携ATMから借りる
二つのタイプとも専用ローンカードを発行し、三十三銀行ATMやコンビニなどの提携ATMから借りられます。
通常タイプは三十三銀行アプリにもカードローンの借入れと返済の機能があります。
Web契約が完了すれば、専用カードが届く前からATMで借りられるのでしょうか?
ATMでの借入れには専用ローンカードが必要です。
公式の手続きでは、正式申込みと契約の後、郵送でカードを受け取り、ATMから借りる流れです。
この流れは三十三銀行カードローンの公式手続きで確認できます。
アプリの対象サービスは三十三銀行アプリの公式案内で確認できます。
ATMの利用時間や手数料は、設置先を問わず一律ではありません。
「コンビニで使える」と「任意の時間に無料で使える」を同じ意味にしないことが大切です。
借入限度額10万円から1,000万円で金利は年0.9%から14.5%
借入限度額は10万円から1,000万円、固定金利は年0.9%から14.5%です。
限度額が10万円から90万円なら年14.5%、100万円から190万円なら年12.8%、1,000万円なら年0.9%となります。
| 借入限度額 | 固定金利 |
|---|---|
| 10万円~90万円 | 年14.5% |
| 100万円~190万円 | 年12.8% |
| 200万円~290万円 | 年9.8% |
| 300万円~390万円 | 年7.8% |
| 400万円~500万円 | 年6.8% |
| 1,000万円 | 年0.9% |
表示上の最低金利は1,000万円の限度額に対応する金利です。
少額を希望する人に年0.9%が適用されるという意味ではありません。
金利区分は三十三銀行のカードローン金利一覧に掲載されています。
審査後に決まった限度額を基に、自分の適用金利を確認します。
低い金利区分を得るためだけに必要以上の限度額を希望する必要はありません。
通常タイプは毎月6日、口座レスは月末までに自分で返済する
通常タイプは、毎月6日に前月末の借入残高に応じた金額を返済用普通預金口座から自動で引き落とします。
口座レスは、前回返済期日の翌日から当月末日までの期間に、ATMまたはカードローン口座への振込みで返済する方式です。
借入残高10万円以下の約定返済額は2,000円、10万円超20万円以下は5,000円、20万円超50万円以下は1万円となります。
残高区分は同じでも、返済を自動化するか、自分で入金するかは同じではありません。
口座レスでは返済金額を複数回に分けて入金できます。
ただし、ATM返済は1,000円単位で、初回の返済期間には特別な取扱いがあります。
詳細は三十三銀行カードローン(口座レス)の商品説明書で確認できます。
では、期間中に分けて入金しさえすれば、当月の約定返済は済んだと考えてよいのでしょうか?
随時返済をした場合でも、約定返済として数えられる期間を外れていないかが重要です。
口座レスは残高不足による引落し失敗がない代わりに、返済操作を忘れない仕組みが必要となります。
三十三銀行カードローンの審査基準は年齢や地域以外は公表されていない
公表されている申込条件は、年齢、居住または勤務地域、安定収入、永住許可、所定保証の利用などです。
一方、年収の何倍まで、勤続年数が何年なら承認といった採点基準は公開されていません。
年収が申込条件に書かれていないなら、希望限度額まで借りられるのでしょうか?
申込みが可能であることと、希望限度額で承認されることは別です。
限度額50万円を超える場合は年収確認書類が必要で、申込確認のため自宅または勤務先へ電話する場合もあります。
それらは審査結果を保証するものではありません。
信用情報には申込内容、契約内容、返済状況などが登録されます。
確認される情報の範囲はJICCの信用情報の内容と登録期間で確認できます。
根拠のない「通りやすさ」から審査結果を予測することはできません。
審査で確認されるのは、申告内容と提出書類が一致しているかどうかです。
10万円を年14.5%で30日借りる利息の試算は1,191円
借入限度額50万円、金利年14.5%で10万円を30日借り、途中で残高が変わらない条件を試算したところ、利息は1,191円でした。
計算式は「10万円 × 14.5% × 30日 ÷ 365日 = 1,191円」です。
借入残高10万円以下の約定返済額は2,000円です。
初回返済で元金が2,000円減るわけではなく、利息の組入れと返済時期によって残高の減り方が変わります。
公式にも同じ条件の利息例が掲載されています。
日割り計算の基本は全国銀行協会のカードローン解説でも確認できます。
少額返済では、月額の小ささと完済までの期間を切り離せません。
三十三銀行カードローンのカードと返済に関するよくある質問
三十三銀行カードローンはカードが届く前に借りられますか?
公式の通常手続きでは、正式申込みと契約の後、郵送された専用ローンカードを受け取り、ATMから借りる流れです。
通常タイプでは三十三銀行アプリにも借入機能がありますが、利用開始条件を契約時に確認します。
Web申込完了だけで借入可能とは考えません。
三十三銀行カードローン(口座レス)は毎月6日に返済しますか?
いいえ、毎月6日の自動引落しは口座レスタイプの返済方法ではありません。
毎月6日に返済するのは通常タイプです。
口座レスの商品説明書では、前回返済期日の翌日から当月末日までにATMまたは振込みで返済する取扱いとなっています。
口座引落しを待つのではなく、期間内に自分で返済操作を完了させます。
5秒診断に通れば本審査にも通りますか?
5秒診断は年齢や年収などの入力情報から目安を示すもので、本審査の承認ではありません。
実際の申込みでは、公式商品ページに記載された申込条件と所定の審査があります。
診断結果を借入可能額や適用金利の確定通知として扱わないことが大切です。
口座の有無より毎月の返済操作を続けられるかで選ぶ
三十三銀行の二つのカードローンは、金利と限度額が共通でも、借入れと返済の入口が異なります。
専用カードを使う点だけでなく、毎月6日の自動引落しと月末までの自主返済を比べる必要があります。
- 二つのタイプとも専用ローンカードを発行し、限度額は10万円から1,000万円である
- 通常タイプは三十三銀行の普通預金口座を使い、毎月6日に自動引落しする
- 口座レスは返済用普通預金口座が不要だが、所定期間内に自分で返済する
- 公表された申込条件を満たしても、希望限度額での承認を意味しない
借入方法と審査から契約までの工程を他行とも比べるなら、三菱UFJ銀行カードローンの即日融資と審査基準も続けて確認できます。
三十三銀行の口座あり・口座レスを分けた後なら、カード到着と返済日の違いを同じ軸で見比べられます。

