生活費が足りない・お金がない時の乗り切り方と借入の判断

生活費が足りない・お金がない時の乗り切り方と借入の判断

生活費が足りないときは、まず「今月だけの不足」か「毎月続く赤字」かを分けます。
給料日前の数日だけ足りない場合と、家賃や返済を払うと毎月2万円足りない場合では、カードローンで解決できる範囲が違うためです。

食費や家賃が迫ると、細かな家計表を作る余裕がないと感じるでしょう。
その状態で必要以上に借りると、翌月は生活費に返済が加わり、さらに不足しやすくなります。
今日止められない支払い、次の確実な収入、翌月も残る赤字の三つだけでも分けると、借入額を小さくできます。

カードローンを比較対象に含める場合、主な条件はカードローン総合おすすめにまとまっています。

生活費の借入れは、次の時点まで見て判断します。

生活費不足の状態 先に確認すること 借入れの考え方
給料日前の一時的不足 給料日、今日必要な額、支払猶予 完済日まで決まる少額なら比較余地がある
毎月同じ額が不足 月収、固定費、既存返済 借入れだけでは赤字が翌月へ移る
失業・減収 給付、家賃支援、自立相談 公的支援と支払先への相談を先に確認する
借金返済後に生活費がない 借入残高、毎月返済額、延滞見込み 新規借入れより返済条件・債務相談を優先する
後払いの支払いが重い 支払日、手数料、翌月請求 現金化や別の後払いを重ねない

借入先を目的から比べるなら、お金を借りるならどこがよいかを分けた記事が参考になるでしょう。
後払いアプリの仕組みは、バンドルカードのポチっとチャージと支払いの注意点で別に扱います。

生活費不足は一時的なずれと毎月続く赤字に分ける

一時的なずれは、入金日と支払日が合っていない状態です。
毎月続く赤字は、通常月の収入より、生活費と返済の合計が大きい状態を指します。

たとえば、手取り23万円に対して通常の支出が24万5,000円なら、毎月1万5,000円足りません。
最初の月に1万5,000円を借りても、翌月には通常の赤字1万5,000円と返済が重なります。

通常収支 新たな借入れ 元金残高の単純な増加
1か月目 -15,000円 15,000円 15,000円
2か月目 -15,000円 15,000円 30,000円
3か月目 -15,000円 15,000円 45,000円

ここには利息を入れていないため、実際の負担はさらに増えます。
毎月の不足を借入れで埋め続けると、生活費を得たのではなく、将来の収入から使える額を前倒しした状態です。

では、家計をどこまで細かく分ければよいのでしょうか?

最初は、住居、光熱・通信、食費、保険・税、既存返済の五つで十分です。
金額の大きい固定費と返済を先に置き、残る金額で次の給料日まで過ごせるかを見ます。

カードローンで借りた生活費も返済義務のある借金になる

カードローンは、契約した利用限度額の範囲で借入れと返済を行うローンです。
生活費に使える商品はあります。
ただし、口座へ入ったお金が収入に変わるわけではありません。

全国銀行協会のカードローンの解説も、使いみちの自由度が高い一方、ATM等から出るお金は借りたお金だと説明しています。
借りた元金に利息を加え、契約に沿って返します。

「カードローン」と「借金」は別のものなのでしょうか?

カードローンは借金の一種です。
住宅ローンや自動車ローンは使いみちが限定されるのに対し、カードローンは一般に使いみちが自由という商品上の違いがあります。

金融庁の貸金業法Q&Aでは、貸金業者からの個人向け借入れに原則年収の3分の1までの総量規制があり、他の貸金業者からの借入残高も合計すると説明しています。
すでに借金がある場合は、申込先を変えても既存返済が消えるわけではなく、審査で返済能力が確認されます。

カードローンの仕組みと返済は、初心者向けのカードローン完全ガイドから全体像をつかめるでしょう。

今月の不足額は支払期限・次の収入・翌月返済の順で計算する

借入れを考える前に、今日必要な額を「月の生活費全体」から切り離します。
まだ期限が来ていない支払いや、分割・猶予を相談できる支払いまで一括で借りると、元金が大きくなるためです。

確認する順番 書く数字 判断できること
1. 支払期限 今日、1週間以内、給料日後 今日止められない支払いを絞る
2. 次の収入 入金日と手取り見込額 一時的なずれかを見分ける
3. 翌月固定費 家賃、光熱、通信、保険、返済 新しい返済を置けるか確認する
4. 完済日 毎月返済額と回数 何か月後まで生活費を圧迫するか分かる

例として、今日3万円足りず、10日後に給与20万円が入る場合を考えます。
給与後の固定費と既存返済が18万円なら余力は2万円なので、3万円を一括で返すと再び1万円不足します。

この場合、「10日後に収入がある」だけでは完済可能といえません。
翌月へ残せる返済額と、完済までの生活費を同じ表へ置く必要があります。

金融庁の計画的な借入れの案内も、本当に借入れが必要か、無理なく確実に返済できるか、契約の金利・手数料を理解したかを確認点に挙げています。

失業・減収・家賃不足は生活困窮者自立支援制度の対象を確認する

失業や大幅な減収で生活費が足りない場合、通常月へ戻る見込みが立たないまま借入れを増やすと、返済原資がありません。
自治体の自立相談支援機関では、仕事、住まい、家計などをまとめて相談できる場合があります。

厚生労働省の生活困窮者自立支援制度の案内は、家計の見える化と支援計画を行う家計改善支援、一定要件のもとで家賃相当額を支給する住居確保給付金などを紹介しています。
対象や実施内容は状況・地域で異なるため、借入商品と同じ即日性を前提にはしません。

家賃が足りなければ、借りて家主へ払う方法だけなのでしょうか?

そうとは限りません。
住居確保給付金は、離職・廃業や本人都合によらない収入機会の減少など、収入・資産・求職活動等の要件を満たす人を対象とする制度です。
厚生労働省の制度概要では、家賃額を自治体から賃貸人等へ直接支払う仕組みも示されています。

生活福祉資金なら、毎月の赤字を無条件で埋められるのでしょうか?

生活福祉資金にも審査と資金種類ごとの用途があります。
厚生労働省の貸付条件一覧で、生活支援費、住宅入居費、一時生活再建費などの限度額、据置期間、償還期限を確認できます。

借金100万円がある状態で生活費を借りる返済期間の計算例

既存の借金がある場合、今月の生活費だけでなく、借入残高全体を見ます。
残高100万円という数字だけで直ちに結論は出ませんが、毎月返せる額が小さいほど返済期間と利息が増えます。

100万円・年15.0%の概算 毎月返済額 完済まで 利息合計
返済額を抑えた場合 20,000円 79か月 約579,120円
中間の返済額 30,000円 44か月 約301,704円
返済額を大きくした場合 50,000円 24か月 約157,947円

年率を12で割った月利、毎月同額、追加借入れなしの概算であり、実際の日割利息、返済日、最低返済額、端数処理と同じにはなりません。
それでも、生活費を追加で借りれば「残高が少し増える」だけでなく、完済日が後ろへ動くことが分かります。

毎月2万円しか余力がないのに、新しい生活費まで借りるとどうなるでしょうか?

返済額を増やせず、利息を払う期間が長くなる可能性があります。
日本貸金業協会の返済シミュレーションなどで、既存残高と新規借入れを合算した目安を確認すると、生活費に残る額を見誤りにくくなります。

返済で生活費が不足している場合は、金融庁の多重債務の相談窓口一覧に、財務局、法テラス、弁護士会、日本貸金業協会、全国銀行協会などが案内されています。
広告上の「借金減額」という言葉だけで手続きを決めず、費用、資格、手続の効果を相談先で個別に確認します。

カードローンの借入れとショッピング枠の現金化を混同しない

カードローンで現金を借りることと、クレジットカードのショッピング枠で商品を買い、業者に換金してもらうことは同じ取引ではありません。
後者は商品購入の枠を現金目的で使い、カード会社への支払いが残ります。

日本クレジット協会のショッピング枠現金化への注意喚起では、換金目的のカード利用は会員規約で認められず、残金の一括請求、利用停止、強制退会などの可能性があると説明しています。
生活費が足りなくても、支払額を見えにくくする現金化は解決になりません。

「後払いで買った商品を売るだけ」なら借金ではないのでしょうか?

売却後もカード会社や後払い事業者への支払義務が残るため、翌月以降の生活費を圧迫します。
借入れを使う場合は正規の契約として元金、金利、返済日を把握し、現金化を使う場合のように受取額と請求額が分かれる構造を避けます。

借入れ以外を含む全体像は、状況別にお金を借りる方法で確認できます。

生活費の不足とカードローンに関するよくある質問

カードローンで生活費を借りてもよいですか?

商品規約で使いみちが自由で生活費が対象なら、契約上は利用できる場合があります。
ただし、全国銀行協会の解説のとおりカードローンは借入れであり、元金と利息の返済が必要です。
毎月赤字なら、借入れより家計改善や公的相談を組み合わせます。

借金があっても銀行カードローンへ申し込めますか?

申込み自体は商品条件によりますが、既存借入れを含めて返済能力が審査され、必ず借りられるわけではありません。
金融庁の貸金業法Q&Aでは銀行融資は貸金業法上の総量規制対象外とされていますが、銀行の審査がなくなる意味ではありません。
借入れを申告する項目には事実を記載します。

生活費が毎月2万円足りない場合は2万円だけ借りればよいですか?

一度だけの入金ずれなら比較余地がありますが、毎月2万円の赤字なら借りるたびに残高が増えます。
家賃、光熱・通信、食費、既存返済を分け、収入回復や固定費変更、公的支援、返済相談を組み合わせる状態です。
翌月の収支に新しい返済額を入れても黒字になるかが境目です。

借金減額診断を使えば銀行カードローンの残高は必ず減りますか?

入力だけで残高が自動的に減るわけではありません。
債務整理等の可否と効果は、債務額、収入、資産、契約、手続によって異なります。
金融庁の多重債務の相談窓口から公的・専門的な窓口を確認し、費用と不利益を含めて個別に判断します。

生活費の借入れは翌月の収支が黒字になる場合に限って考える

生活費が足りないときは、今月の不足を埋めることと、毎月の赤字を立て直すことを分けます。
カードローンは使いみちが自由な借入れですが、収入ではなく返済義務のある借金です。

  • 今日必要な額と、給料日後でもよい支払いを分けます。
  • 毎月の通常収支が赤字なら、借入れだけで補い続けません。
  • 失業、減収、家賃不足では自立相談や給付・貸付の対象を確認します。
  • 既存残高がある場合は、新規借入れ後の完済時期まで試算します。
  • ショッピング枠や後払いの現金化を生活費の代わりにしません。

翌月の収支に返済額を入れても黒字にならないなら、借入先選びより支援・返済相談を先に置く状態です。
一時的な不足に使える方法を広く比べる場合は、状況別に安全な借入方法をまとめた記事が次の全体図になります。

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