クレジットカードの暗証番号を忘れたら、思い当たる数字を繰り返し入力しないでください。まず別の支払方法へ切り替え、発行会社の公式アプリ・会員サイト・電話窓口から照会または変更方法を確認します。
暗証番号の確認方法、変更時にカード再発行が必要か、誤入力後の解除方法はカード会社で異なります。
暗証番号管理を含むカード候補は、クレジットカードの比較ページにまとめています。
| 情報 | 主な利用場面 | 忘れた時の対応 |
|---|---|---|
| 暗証番号(PIN) | 店頭IC決済・ATM | 発行会社の公式手順で照会・変更 |
| セキュリティコード | ネット決済 | 券面または公式アプリで確認 |
| 3Dセキュア | ネット本人認証 | 会員サービスの登録・通知先を確認 |
暗証番号を忘れたら推測入力を止める
暗証番号は、ICカードの店頭決済でカード名義人を確認するときや、ATMでキャッシングを利用するときに使います。日本クレジット協会の暗証番号管理案内も、ショッピングとATMで使う重要な番号と説明しています。
レジで分からなくなったら、店員へ番号を尋ねたり、思いついた数字を何度も試したりしません。現金、別のカード、コード決済などへ切り替え、落ち着いてから確認します。
生年月日、電話番号、住所の番地、同じ4桁など推測されやすい数字は避けます。カード裏面のセキュリティコードを入力しても暗証番号の代わりにはなりません。
忘れた直後は、次の順で動きます。
- 推測入力を止める
- 会計は別の支払方法へ切り替える
- 発行会社の公式窓口を開く
- 照会・変更・再発行のどれが必要か確認する
カード会社の公式窓口で照会または変更する
カード裏面に記載された発行会社名を確認し、公式アプリまたは会員サイトへ自分でアクセスします。検索結果の広告、SMS、メールのリンクから暗証番号を照会しないでください。
発行会社によって、オンライン照会、郵送通知、ATMでの変更、カード再発行など手順が異なります。たとえば、JCBの暗証番号確認・変更案内は、MyJCBまたは郵送での確認と、対象カードでの変更方法を案内しています。
手続き前に次を用意します。
- カード本体と発行会社名
- 会員サイトへ登録したID
- 登録済みの電話番号・住所
- 本人確認に使う情報
- 家族カードなら本会員・家族会員の区別
照会画面や郵便物を他人に見せず、確認後も番号をカードへ書き込まないでください。
店頭でサインへの切替を前提にしない
暗証番号が分からないとき、サインへ切り替えれば必ず決済できるわけではありません。日本クレジット協会のセキュリティガイドラインFAQでは、IC取引で暗証番号入力を省略するPINバイパスは2025年3月で廃止されたと説明しています。
タッチ決済など取引条件によって暗証番号を求められない場面はありますが、「暗証番号を忘れた人がサインで代替する制度」とは別です。端末から暗証番号を求められたら、自分で正しい番号を入力する必要があります。
番号を忘れた状態で高額な買い物や海外旅行へ出ると、支払手段を失うおそれがあります。出発前に公式手順で確認し、別の支払手段も準備してください。
ロックされたら再発行の要否を確認する
誤入力を重ねると、セキュリティ機能でICチップがブロックされる場合があります。三井住友カードの暗証番号誤入力に関する案内は、一定回数を超えると暗証番号取引ができなくなり、状況によってカード再発行が必要になると説明しています。
正しい番号を確認した後も店頭で使えない場合は、カード会社へ「誤入力後である」「IC取引で使えない」と伝えます。自分で回数を数えて解除を判断せず、発行会社の案内に従ってください。
再発行でカード番号や有効期限が変わる場合は、公共料金、通信費、サブスクリプションなどの登録更新が必要です。手続き結果と新カードの案内を確認します。
クレジットカードの暗証番号に関するよくある質問
クレジットカードの暗証番号はどこで確認できますか?
発行会社の会員サイト・アプリ・郵送など、指定された方法で確認します。たとえば、JCBはMyJCBまたは郵送での確認方法を案内しています。カード会社ごとに異なるため、自分の発行会社で確認してください。
暗証番号を何回間違えるとロックされますか?
具体的な回数を公開していないカード会社もあり、一律には言えません。一度分からなくなった時点で入力を止め、公式窓口で確認するのが安全です。別の端末や店舗で回数を増やすことも避けてください。
クレジットカードは暗証番号なしで使えますか?
タッチ決済など暗証番号を求められない取引はありますが、IC取引で求められた暗証番号をサインへ変更できるとは限りません。セキュリティガイドラインFAQではPINバイパス廃止が示されています。
カード会社の担当者へ暗証番号を伝えてよいですか?
伝えないでください。本人確認を理由に暗証番号の全部を聞かれても回答せず、通話を切ってカード裏面や公式アプリの窓口へかけ直します。家族や店員にも代理入力を頼まないでください。
忘れた時は入力・照会・再設定の順を守る
暗証番号は「思い出すまで試す」のではなく、発行会社の安全な手順で確認する情報です。
- レジでは推測入力をせず別の支払方法へ替える
- 公式アプリ・会員サイト・カード裏面の窓口を使う
- サインへの代替を前提にしない
- 正しい番号でも使えなければICブロックを相談する
- 推測されやすい番号と他サービスとの使い回しを避ける
カード情報全体の漏えいが心配な場合は、クレジットカード番号だけで悪用される危険と対策も確認してください。

