暗号資産を現金化する方法は?売却から出金までの流れ

暗号資産を現金化する方法は?売却から出金までの流れ

暗号資産を売っただけでは、銀行口座に現金が入るとは限りません。
売却して取引所内の日本円残高へ変え、その日本円を登録銀行口座へ出金します。

必要な日が決まっているなら、売却価格だけでなく出金申請の締め時刻や銀行営業日も確認します。
売却機能と出金条件は、暗号資産取引所17社の比較ページで比較できます。

段階 確認すること
売却前 売る数量、販売所と取引所の価格差
売却時 約定価格、取引手数料、未約定の有無
出金前 出金手数料、最低出金額、登録口座
出金後 受付状況、着金予定、取引履歴

現金化は売却と銀行出金の2段階

現金化は次の順で進みます。

  1. 暗号資産を取引所の売買口座へ用意する。
  2. 販売所または取引所で売却する。
  3. 約定後、日本円残高へ反映されたことを確認する。
  4. 本人名義の銀行口座を登録する。
  5. 出金額と手数料を確認して申請する。
  6. 銀行口座への着金と取引履歴を確認する。

Coincheckの日本円出金方法は、暗号資産の売却後に日本円の出金申請を行う流れを案内しています。
Coincheckの暗号資産取引説明書では、売買と日本円出金が別の取引として示されています。

自己管理型ウォレットにある資産は、先に対応取引所へ送る必要があります。
ネットワークや最低入金額を確認し、初回は少額で入金を試します。

販売所と取引所で売却額が変わる

販売所では事業者が提示する価格で売り、取引所では利用者同士の注文が合えば約定します。
同じ時刻でも、画面に表示される価格と費用の見え方が異なります。

比較項目 販売所 取引所
相手方 事業者 原則として利用者同士
価格 提示された売値 注文板の価格
操作 数量や金額を指定しやすい 価格と数量を指定する
注意点 買値と売値の差を確認する 未約定や一部約定がある

Coincheckの取引方式に関する説明で、取引所取引と販売所取引の仕組みを確認できます。
bitFlyerの手数料一覧のように、売買手数料と日本円出金手数料は別項目で示されます。

急いでいるときも、売却確認画面の受取予定額を見ます。
取引所で指値を出した場合は、注文が残ったままになっていないか約定履歴を確認します。

実受取額の計算例

銀行口座へ入る金額は、画面上の評価額と一致しない場合があります。
価格差、取引費用、日本円出金手数料を順に引いて見積もります。

たとえば評価額10万円の暗号資産を売り、価格差などによる差額を2,000円、取引手数料を0円、日本円出金手数料を407円と仮定します。
銀行口座への受取見込額は、10万円から2,000円と407円を引いた9万7,593円です。
数値は計算例で、実際の料金は申請画面で確認します。

Coincheckの日本円出金手数料bitFlyerの日本円出金手数料を見ると、事業者や出金先によって条件が異なることが分かります。

売却価格が動いていると、確認中にも受取予定額が変わります。
必要額ぎりぎりではなく、手数料と価格変動を含む余裕を持たせます。

売却時点の税務記録を残す

暗号資産を日本円へ売却して利益が生じると、所得税の課税対象になり得ます。
銀行へ出金した時点だけでなく、売却が成立した時点の記録が必要です。

国税庁の暗号資産に関する税務資料には、暗号資産の計算書と税務上の取扱いが掲載されています。
国税庁の暗号資産FAQも、売却や暗号資産同士の交換などで生じる所得の考え方を示しています。

少なくとも、銘柄、数量、取得価額、売却額、手数料、約定日時を保存します。
複数の取引所を使う場合は、年間取引報告書だけでなく、入出庫履歴も集めると移動を二重計上しにくくなります。

暗号資産の現金化に関するよくある質問

暗号資産の現金化には何日かかりますか?

売却はすぐ成立する場合がありますが、銀行出金は申請時刻、本人確認状況、銀行営業日によって変わります。
必要日から逆算し、取引所の出金予定とメンテナンス情報を確認します。
自己管理型ウォレットから送る場合は、ネットワークの承認時間も加わります。

暗号資産を現金化すると税金がかかりますか?

売却額の全額ではなく、取得価額や必要経費を差し引いた所得が課税対象になり得ます。
国税庁の暗号資産に関する税務資料にある計算書とFAQで、対象年の取扱いを確認できます。
損失が出た取引や他の暗号資産取引も含めて年間損益を計算します。
税額は他の所得や控除でも変わるため、売却履歴を残して申告要否を判定します。

家族名義の銀行口座へ出金できますか?

取引所では不正利用防止のため、登録本人と同じ名義の銀行口座を求めるのが一般的です。
名義が異なると受付されない場合があるため、送金前に利用中の取引所の出金条件を確認します。
氏名変更後は本人情報と銀行口座名義を先に更新します。

現金化の完了地点は銀行口座への着金

評価額、売却後の日本円残高、銀行口座への受取額は同じとは限りません。
二段階に分けて確認すると、価格差と手数料を見落としにくくなります。

  • 販売所と取引所では価格の決まり方が異なります。
  • 売却注文は約定履歴まで確認します。
  • 日本円出金の手数料と日数を先に見ます。
  • 銀行への受取見込額で必要数量を逆算します。
  • 売却時の数量、価格、手数料を税務記録として残します。

資産を自分で保管する場合の復旧限界は、暗号資産の秘密鍵を紛失したときの対処法で確認できます。

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