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持病や過去の入院がある人でも、引受基準緩和型や限定告知型の生命保険を検討できる場合があります。ただし、告知項目が少ない代わりに、通常の保険より保険料が割高になったり、契約後一定期間の病気死亡の保険金が削減されたりすることがあります。無選択型を含め、入れるかどうかだけでなく、保障の制限と総額を確認します。
健康状態を含む相談時の比較軸は、生命保険のおすすめ比較に整理しています。
一般の保険との違いは生命保険の種類、医療保障との整理は生命保険と医療保険の違いで確認してください。
| 型 | 告知・診査 | 保険料の傾向 | 初期の病気死亡 |
|---|---|---|---|
| 通常型 | 詳しい告知や診査 | 条件に応じて算出 | 契約条件どおり |
| 引受基準緩和型 | 3から5項目程度など簡素な告知 | 通常型より割高な傾向 | 1年以内など削減がある商品 |
| 無選択型 | 告知・医師の診査なし | さらに割高な場合 | 2年、3年など制限がある商品 |
引受基準緩和型と無選択型は告知の範囲が違う
生命保険文化センターの告知や診査なしで契約できる生命保険のQ&Aでは、無選択型は告知や医師の診査がなく、引受基準緩和型や限定告知型は少ない項目を告知すると説明されています。どちらも通常型より保険料が割高になる傾向があります。
告知が少ないことは、健康状態を伝えなくてよいという意味ではありません。質問された範囲には事実を正確に答え、該当する病名、入院、手術、投薬の期間を確認します。
保険料と死亡保険金の制限を数値例で比べる
仮に通常型が月3,000円、引受基準緩和型が月5,000円だとします。生命保険文化センターの比較例も読み、10年間の単純な払込額は36万円と60万円で、差は24万円です。さらに、引受基準緩和型で契約後1年間の病気死亡保険金が50%に削減される商品なら、保険金額300万円は150万円になります。金額と期間は説明用の仮例で、実際は商品ごとに異なります。
| 例 | 計算 | 金額・条件 |
|---|---|---|
| 通常型 | 3,000円×12か月×10年 | 36万円 |
| 緩和型 | 5,000円×12か月×10年 | 60万円 |
| 初年度の病気死亡 | 300万円×50% | 150万円 |
保険料だけでなく、制限期間が終わった後の保障額、災害死亡の扱い、払込期間を同時に確認します。
まず通常型に申し込めるかを確認する
引受基準緩和型を検討する前に、通常型で引受可能か、特別条件付きで契約できるかを確認します。生命保険文化センターの告知と引受基準のQ&Aも参照し、金融庁の保険契約にあたっての手引のとおり、保障内容と注意喚起情報を読み、保険料割増、部位不担保、保険金削減などの条件を把握します。
複数商品を比べるときは、生命保険協会の募集・販売に関するガイドラインが示すように、長所だけでなく保険期間、保険料、払込方法、保障内容を同じ条件で確認します。
一つの会社で断られても、健康状態の評価や商品条件が違うため、別の型を含めた比較が必要です。ただし、同時に複数へ申し込んで告知内容がばらばらにならないよう、告知書の控えを残します。
医療特約と無選択型の免除条件を確認する
生命保険文化センターの医療保険の解説にも、既往症があっても契約可能な限定告知型商品がある一方、保障条件は商品ごとに異なると示されています。緩和型の主契約に医療特約を付けられるか、入院や手術の対象を確認します。
無選択型の個人年金などでは、通常型にある保険料払込免除の扱いがない場合もあります。病気で働けなくなったときに保険料が止まるのか、継続して支払うのかを設計書で確認します。
加入前に確認する項目
- 通常型、特別条件付き、緩和型、無選択型の順で見積もる
- 告知項目、制限期間、病気死亡と災害死亡の保険金
- 保険料、払込総額、更新や終身の別
- 医療特約、保険料払込免除、解約返戻金の有無
引受基準緩和型保険に関するよくある質問
持病があっても生命保険に入れますか?
通常型、特別条件付き、引受基準緩和型、無選択型など選択肢がありますが、加入可否と条件は個別に判断されます。生命保険文化センターのQ&Aを読み、まず通常型を含めて見積もりを取り、保険金の制限も確認してください。
引受基準緩和型は通常の保険より高いですか?
告知項目を少なくする代わりに、通常型より保険料が割高になる傾向があります。生命保険文化センターのQ&Aも読み、月額だけでなく、払込期間、総額、契約初期の病気死亡の削減を設計書で確認し、通常型と同じ保障条件で比べます。
無選択型なら病歴を伝えなくてもよいですか?
無選択型は告知や診査が不要な商品ですが、生命保険文化センターのQ&Aも示すように、申込書に質問がある場合はその内容に従います。告知が必要な商品で病歴を省略する意味ではありません。契約前の注意喚起情報と約款を読み、誤解があれば保険会社へ質問します。
一度断られたら別の生命保険にも入れませんか?
引受基準や商品が違うため、ある会社の判断だけで全商品が決まるわけではありません。ただし、申込歴や告知内容は正確に伝え、通常型、条件付き、緩和型を順に比較します。新しい契約が成立する前に既契約を解約しないことも重要です。解約返戻金と保障消滅の注意点は生命保険文化センターの解約案内で確認できます。
持病がある人は入れる条件より制限と総額を見る
引受基準緩和型や無選択型は、選択肢を広げる代わりに負担と保障制限があります。
- 通常型や特別条件付きで加入できるかを先に確認する
- 月5,000円を10年なら払込額は60万円になるなど総額で比べる
- 契約後の病気死亡の削減、免責、特約の範囲を読む
- 告知は質問された事実を正確に記録し、成立前に既契約を解約しない
医療保障との組み合わせは生命保険と医療保険の違い、見直し手順は生命保険の見直しで続けて整理できます。

