ギャンブル・パチンコ資金の借入が危険な理由と相談先

ギャンブル・パチンコ資金の借入が危険な理由と相談先

パチンコや競馬で勝っても負けても、消費者金融から借りた元金と利息は返済日に残ります。
「次に勝てば返せる」という見込みを返済原資にすると、結果が出るまで借入れを止めにくくなり、生活費と遊興費の境目も崩れます。

ギャンブル資金の借入れを選んではいけません。
すでに借りている場合は、勝って取り戻す計画を立てず、新しい借入れを止める仕組みと、借金・依存症それぞれの相談先を同時に使うことが出口になります。

カードローンの仕組みや返済条件を確認する必要がある場合は、カードローン総合おすすめにある商品ごとの基本情報が入口になります。

今の状態 最初の対応
これから遊ぶ資金を借りたい 借りずに、その日の利用を中止します。
生活費まで使い込んだ 支払先へ相談し、公的な生活相談窓口を確認します。
借入れで別の借入れを返している 新規借入れを止め、多重債務相談へつなぎます。
自分で申込みを止められない 貸付自粛制度を検討します。
家族関係や仕事にも影響がある 保健所や精神保健福祉センターへ相談します。

ギャンブルの結果と借金の返済義務は連動しない

たとえば、借りた5万円で勝てば返せるように見えます。
けれども、負けたときの返済原資がなければ、その時点で返済計画は成立していません。

勝った場合にも別の問題があります。
一度成功すると「もう一度増やせる」と感じ、返済に充てるはずのお金を次の賭けへ回しやすくなることです。
借入残高は、勝負の結果とは無関係に、利息を伴って残る固定債務です。

消費者庁はギャンブル等依存症で困っている人への案内で、生活費の使い込みや借金の積み重ねが本人と家族の生活に大きな支障を生じさせると説明しています。
これは意志の強さだけで片づける問題ではありません。

借入れで賭ける前に止められるでしょうか?

止められない、金額を小さく決めても超える、負けを取り戻すまで帰れないという状態なら、切り替える先は借入先ではなく相談先です。

借りた5万円を6回返す数値例

5万円を年18.0%で借り、追加借入れなしで6回返済する概算を見ます。
条件は、元利均等返済、手数料なしです。

返済の時点 支払う金額の目安 残高への意味
借入時 50,000円を受け取る 元金50,000円が生じる
毎月 約8,776円 元金と利息を6回に分けて返す
完済時 総額約52,658円 利息は約2,658円

賭けた日に5万円を失っても、翌月から約8,800円の返済が始まります。
同じ金額をもう一度借りても、返済対象は減りません。むしろ、元金が増えます。

元本10万円未満の貸付けでは、法律上の上限金利は年20%です。
元本に応じた上限は日本貸金業協会の上限金利の解説で確認できます。
上限以内の契約であっても、ギャンブルで返済原資を作る計画が安全になるわけではありません。

毎月約8,800円を生活費から出せないなら、どこから返すのでしょうか?

答えが「次の借入れ」なら、自転車操業の入口に立っています。
借金返済のための借入れから抜ける方法へ進み、残高と支払日を一枚にまとめる必要があります。

貸付自粛制度は新しい借入れを止める外部の仕組み

「もう借りない」と決めただけでは、スマートフォンから申込みができる状態は消えません。
自分の判断だけに頼らず、借入れの入口を狭める外部ブレーキとして使えるのが貸付自粛制度です。

金融庁の多重債務者対策・貸金業法の案内は、浪費やギャンブル等のための新たな借入れを抑える制度として貸付自粛制度を紹介しています。
日本貸金業協会の貸付自粛制度の案内によると、本人が申告し、個人信用情報機関に貸付自粛情報を登録する仕組みです。

ただし、これは既存の借金を免除する制度ではありません。
すでにある残高の返済相談と、ギャンブル行動への支援を別に組み合わせます。

止めたいこと 使う窓口・仕組み 主な役割
新しい申込み 貸付自粛制度 新規の借入れを抑える情報を登録する
返し切れない借金 多重債務相談、法テラスなど 家計と債務整理の選択肢を整理する
ギャンブル行動 保健所、精神保健福祉センター 本人・家族の相談と治療先への接続

一つの窓口ですべてを解決しようとしないことが大切になります。
借金が整理されても行動が変わらなければ再び借り、行動だけを止めても返済問題まで消えるわけではありません。

借金とギャンブル等依存症は二本立てで相談する

厚生労働省は依存症対策の案内で、保健所や精神保健福祉センターを相談先として示しています。
家族からの相談にも対応し、地域の専門医療機関や支援へつなぐ窓口です。

借金については、金融庁の多重債務相談窓口から地域の相談先を確認できます。
返済の見込みがないまま新たに借りると多重債務に陥る可能性があることも、金融庁の貸金業法Q&Aが注意しています。

相談時に、うまく説明できる必要はありません。
次の四つだけを手元に置くと、状況を共有しやすくなります。

  • 借入先ごとの残高と毎月の返済日
  • 家賃、光熱費、食費など今月必要な生活費
  • 直近にギャンブルへ使った金額と頻度
  • 本人だけで相談するか、家族にも同席してもらうか

話したら責められるのでは、と心配になるかもしれません。
相談の目的は勝敗を評価することではなく、生活と借金がこれ以上悪化する前に止め方を作ることです。

パチンコ店の近くで借りられる場所を探さない

「パチンコの近くで借りたい」という検索は、遊ぶ直前の資金不足を借入れで埋める行動につながります。
その距離の近さは利便性ではなく、立ち止まる時間を失わせる要因です。

SNSの個人間融資や「審査なし」をうたう相手は、安全な逃げ道にはなりません。
金融庁はSNS等を利用した個人間融資への注意喚起で、違法な高金利や個人情報の悪用などの危険を示しています。

その日に優先したいのは、借入先を変えることではなく、店と申込画面から離れることです。
残った生活費を別口座へ移す、決済手段を家族に預ける、相談窓口へ連絡するなど、次の賭けに使えない形を作ります。

ギャンブル資金の借入れに関するよくある質問

パチンコで勝ってすぐ返せば問題ありませんか?

勝つことを前提にした返済計画には、負けた場合の原資がありません。
借入れは勝敗と無関係に返済義務が残り、追加で借りるほど元金が増えます。
消費者庁のギャンブル等依存症の注意喚起も、生活費の使い込みや借金の積み重ねを問題として挙げています。

家族が本人に代わって貸付自粛を申し込めますか?

貸付自粛制度は本人申告が基本ですが、一定の法定代理人などによる申告の取扱いがあります。
本人以外が申し込める条件や必要書類は、個別事情を含めて日本貸金業協会の貸付自粛制度で確認します。
家族は、制度の申込みだけでなく依存症相談窓口へ本人抜きで相談することもできます。

ギャンブルの借金も債務整理を相談できますか?

相談はできますが、適する手続や見通しは債務、収入、財産、借入理由によって異なります。
金融庁の多重債務相談窓口から地域の窓口を探し、弁護士や司法書士などへつなげてもらいます。
借金の手続と並行して、再借入れを防ぐ支援も必要です。

依存症と診断されていなくても相談できますか?

診断の有無を自分で決めてから相談する必要はありません。
やめたいのにやめられない、家族や仕事に影響が出たという段階で、保健所や精神保健福祉センターへ相談できます。
厚生労働省の依存症対策ページでは地域の相談機関を案内しています。

勝って返す計画をやめ、新規借入れと賭ける行動を同時に止める

ギャンブル資金を借りても、勝つ可能性ではなく返済義務だけが確定します。
すでに借金がある場合は、次の勝負で取り戻すのではなく、借入れの入口とギャンブルへ向かう動線の両方を閉じます。

  • ギャンブル資金は新たに借りません。
  • 貸付自粛制度は新規借入れを抑えますが、既存債務は別に相談します。
  • 借金は多重債務窓口、行動は保健所や精神保健福祉センターへ相談します。
  • SNSの個人間融資や無登録業者へ移らないようにします。

生活を立て直した後、まとまった目的費を借りる場合の判断線を確認するには、車の購入資金でカードローンと自動車ローンを比べた記事が参考になります。
使い道が違っても、確定収入だけで完済できる額を先に出すという借入れの基本へ戻れます。

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