養老保険と満期保険金 | 貯蓄目的で選ぶ前の注意点を解説

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養老保険は、契約期間中に死亡したときの保険金と、満期まで生存したときの満期保険金を一つの契約で備える保険です。満期金が受け取れるからといって、払込総額を必ず上回るとは限りません。満期まで資金を使わないか、死亡時と満期時のどちらを優先するかを決めてから比較します。

満期金を含む相談時の見比べ方は、生命保険のおすすめ比較に整理しています。

貯蓄型全体の返戻率は貯蓄型生命保険の選び方、家計に置ける月額は生命保険は月いくら払うかで確認できます。

確認項目 養老保険で見る点 注意点
保険期間 10年、20年など 満期時期と資金用途を合わせる
死亡保障 期間中の保険金 満期金と同額とは限らない商品も確認
満期保険金 生存時の受取額 払込総額との関係を見る
解約返戻金 満期前の返戻金 元本割れと資金拘束を確認

養老保険は死亡保障と満期保険金を同じ期間に置く

生命保険文化センターの養老保険の解説では、保険期間中の死亡保険金と満期保険金を備える保険として説明されています。満期保険金を受け取るには満期まで契約を続ける必要があり、途中解約では受取額が変わります。

教育資金、住宅の修繕費、退職時の資金など、使う時期が決まった目的と保険期間が合うかを先に確認します。目的の時期より満期が遅い場合、途中解約の返戻金だけで足りるとは限りません。

満期保険金と払込総額を試算する

仮に月2万円を20年間払うと、払込総額は2万円×12か月×20年=480万円です。生命保険文化センターの養老保険の説明商品確認のポイントも参照し、満期保険金が450万円なら単純返戻率は93.75%、500万円なら約104.2%です。死亡保障の価値、税務、保険料の払込免除などはこの計算に含まれないため、単純な利回りとして扱いません。

満期保険金の例 払込総額 単純返戻率 確認する点
450万円 480万円 93.75% 満期前の保障と差額
480万円 480万円 100.0% 保障の対価と税務
500万円 480万円 約104.2% 受取時期と課税関係

設計書では、死亡時の保険金、満期保険金、各年の解約返戻金を別々に記載してもらいます。配当や外貨で受け取る設計は、確定額と変動額を分けて確認します。

満期前死亡と満期生存で受取目的が変わる

満期前に死亡した場合は遺族への保障、満期まで生存した場合は予定した資金というように、受取人と使途が変わります。生命保険文化センターの定期・終身・養老の比較Q&Aで、保険期間と満期金の違いを確認します。

死亡保障が不足する子育て期と、満期で使う資金を一つの金額で決めると、どちらも中途半端になることがあります。大きな死亡保障は定期保険、期限のある資金は預貯金や他の手段と分けて検討します。

教育資金や老後資金の流動性を比べる

満期まで現金を使わない前提が崩れたとき、解約返戻金が払込総額を下回る可能性があります。生命保険文化センターの解約の説明を確認し、資金を使う可能性がある年の返戻金を見ます。

金融庁の公的保険ポータルで、公的保障や手元資金で対応できる範囲を確認します。国税庁の生命保険料控除の案内も税務確認の入口にし、生活防衛資金を残し、満期まで使わない余剰資金だけを長期契約へ置きます。

外貨建て養老保険は円換算リスクを別に見る

外貨建ての商品では、満期保険金が外貨で確定していても、円へ換算した受取額は為替で変わります。金融庁の保険商品の監督指針で、為替変動や費用の説明が求められている点を確認してください。

  • 満期日、満期保険金、死亡保険金を別々に書き出す
  • 月額×払込月数で払込総額を計算する
  • 満期前の解約返戻金と元本割れ期間を確認する
  • 外貨建てなら円換算レート、手数料、受取方法を比較する

養老保険と満期保険金に関するよくある質問

養老保険の満期保険金は払込総額より多いですか?

契約によって異なります。生命保険文化センターの養老保険の解説を参照し、満期保険金を払込総額で割って返戻率を計算したうえで、死亡保障、税務、手数料を別に確認してください。

満期前に解約するとどうなりますか?

契約時期や商品で解約返戻金が変わり、払込総額を下回ることがあります。生命保険文化センターの解約の説明を読み、資金を使う可能性がある年の返戻金を設計書で確認します。

養老保険は教育資金に向いていますか?

満期時期と教育費の支払時期が合い、途中解約を避けられる余剰資金なら候補になります。生命保険文化センターの商品説明を確認し、時期がずれる場合は流動性の高い資金と分けて試算します。

外貨建て養老保険は円で元本保証されますか?

外貨での金額と円での受取額は同じではありません。金融庁の監督指針を確認し、為替レート、為替手数料、契約関連費用、受取時期を確認して円換算の複数ケースを試算してください。

養老保険は満期時期と払込総額を合わせて判断する

養老保険は死亡保障と満期保険金を同じ期間に置く商品です。満期保険金だけでなく、払込総額、途中解約の返戻金、資金を使う時期、外貨なら為替と費用まで確認します。

  • 満期保険金を払込総額で割り、受取時期を明記する
  • 満期前死亡と満期生存で受取人と使途を分ける
  • 教育費や生活防衛資金を長期契約へ移しすぎない
  • 外貨建ては円換算額と費用を別ケースで試算する

返戻率の比較は貯蓄型生命保険の選び方、期間の異なる保障は定期生命保険とはで確認できます。

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