住宅ローンの月々の返済額は、どれくらいまでがベスト?

マイホームをローンで購入する際、月々の返済額がどれくらいになるか、とても気になりますよね。
購入した後の生活設計や子供の教育など、ローンを組む際に考えることは多いでしょう。
収入や支出のバランスを考慮し、無理なく支払える範囲内で毎月の返済額を設定するのが理想ではないでしょうか。
そこで、毎月どれくらいの返済額なら負担に感じないか、アンケートをとってみました。

目次

住宅ローンの月々の返済額は、どれくらいまでがベスト?

【質問】
あなたの家計に負担にならない住宅ローン、月々の返済額は?

あなたの家計に負担にならない住宅ローン、月々の返済額は?

【回答数】
5~10万円:126
10~15万円:31
5万円以下:26
15万円以上:17

家賃で払っているくらいの金額がちょうどいい?

アンケートの結果、5万円~10万円という回答が最も多く選ばれました。

年齢を考えて退職までにローンを払い終わりたいのと、アパートを借りるとしたら家賃をどれくらいまでならだせるか考えたらこれくらいの額かなと思ってこの額にしました(20代/女性/専業主婦)

固定資産税なども含めて考えた時に、月々の支払いが現在の賃貸の家賃と同等になる程度が良い為。(40代/女性/会社員)

高い通信費と保険料にお金を取られてしまうので、理想は7万円が良いです。(40代/女性/専業主婦)

あまりにも返済額が少なすぎると、長期的な負担になるので、7万円ぐらいがちょうどよいから。(20代/男性/学生)

半数以上の人がこの回答を選んでいますが、その理由は賃貸住宅に支払う家賃と同じレベルだからと考えているようです。これくらいの金額なら月々の支払いが生活の負担にならず、無理なく支払っていけるとほとんどの人が感じているのではないでしょうか。ただし、5万円から10万円と金額に差があることから、実際にはこの範囲内でも負担に感じる金額に若干幅があることもうかがえます。

負担は少なければ少ないほどいい!

2番目には10~15万円、3番目は5万円以下、4番目は15万円以上という回答が選ばれました。

返済の金額は、少なければ少ないほどいいと思います。できれば、5万円以下が理想です。(40代/女性/パートアルバイト)

支払額があまり高いのも生活が困るのでこれぐらいが妥当だと思います。(30代/女性/会社員)

5万円以下だと仕事がないときにでも払えると思うからです。(20代/女性/専業主婦)

夫婦合わせての月々の収入が35万円程度なので、10万円から13万円程度が負担の限界。(30代/男性/会社役員)

月々20万円程度なら負担とは感じない、ボーナス併用で短期で繰り上げ返済したい。(40代/男性/無職)

5万円以下という回答を選んだ人もいましたが、生活レベルをある程度維持するためには返済額をできるだけ抑えたいと考えている人が多く見受けられます。

現実には、これよりも高い金額のローン返済をしている経験から、5万円以下になれば楽になると感じている人もいるようです。ただし、収入状況によっては、もう少し高い返済金額や早めにローン返済を済ませたいという意見も一部寄せられました。

収入と支出のバランスが最も大事

今回のアンケートの結果全体を見ると、ほとんどの人が金額の大小は別にして賃貸住宅の家賃と同じくらいの金額を月々のローン返済額の目安にしていることがうかがえます。

賃貸住宅に住んでいる際も、家賃の金額と生活レベルの関係は同じという判断なのかもしれません。
収入の違いから回答は分かれましたが、それぞれの収入レベルに合わせてローン返済額を設定することの重要性を大半の人が認識している、というのがポイントではないでしょうか。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2021年2月1日~2021年2月7日
■有効回答数:200サンプル

執筆者紹介

マネーライフ本舗 編集部

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