住宅ローンの金利計算方法【複利計算でわかる】

住宅ローンの金利計算方法【複利計算でわかる】

住宅ローンは支払い開始から長い年月をかけて返済がスタートし、利息付加で元金とともに返さなければいけません。
住宅購入は人生の中でもっとも高額なお買い物で、利息計算をしっかりとして返済計画を立てなければいけません。

目次

住宅ローンの金利計算方法【複利計算でわかる】

住宅ローンの金利の利息計算方法は複利計算

住宅ローンは返済がスタートすると数十年という長期間にわたって返済がスタートし、返すお金を元金として利息を付けて返済することとなります。現在、返済方法として多く選ばれるのが、元利均等型という複利計算による返済方法です。

3,000万円の住宅購入で500万円の頭金で、残りの2,500万円を金利が年率3%で借り入れたとします。

借入れ初月

  • 借入れ金額:25,000,000円
  • 年率3%の借入
  • 元利均等返済
    62,500円が1か月分の利息(返済額は8万円)

2カ月目

  • 借入れ金額:24,982,500円(初月の返済分から差し引き)
  • 年率3%の借入
    →62,456円が1か月分の利息(返済額は8万円)

1ヶ月目の返済額を8万円の均等にすると2,500万円に対して、年利3%である62,500円が1ヶ月分の利息として回収されます。

ただ、この計算上、常に残金に対してのパーセンテージであるため、2ヶ月目の場合、1ヶ月目の元金返済を差し引いた24,982,500円に対しての金利となるため、62,456円となり、返済期の元金割合が徐々に減る利息計算方法となります。

返済ごとに利息の割合が減る住宅ローン金利計算の仕組み

住宅ローンの利息計算の仕組みは、毎月決まった金額を設定された年数で返済していき、住宅ローン返済完了までそれが続きます。住宅ローン返済最終にあたる月のみ端数金額の返済となります。

あらかじめ借入額を決定したら、金融機関は申込者の収入状況や雇用形態、資産状況など様々な観点から考慮して、金利設定や借り入れ年数に応じて毎月の返済金額を提案し、申込者にそれを伝えます。

徐々に元金が減り、借入残高に対する金利となるので、返済額の中の利息割合が減り、元金と利息負担が毎月減少していくという仕組みで設定年数で同じ金額を返済していきます。

ボーナス返済を設定をすることで、ある程度、返済期間を短縮することが出来ます。

住宅ローンの利息をなるべく減らすには頭金と返済期間がポイント

住宅ローンの金利は設定されるパーセンテージにより、長期間の返済となるととても大きな利息を負担をすることになります。

住宅ローン借り入れ申し込みに関わる諸費用もそれと別に掛かり、印紙や保証料、登録免許税など数十万円にも及びます。住宅ローンの返済期間を少しでも短くすることが家計の負担を軽減することとなります。住宅ローン返済期間が短くなればそれだけ利息負担も少なくなるからです。

住宅購入金額に対してどれだけ頭金を設定するかは住宅ローン返済期間を短縮することに有効です。住宅ローンの返済期間は長期になればなるほど辛くなります。そのことを踏まえて収入がある時にできるだけ住宅ローン返済に回し、負担を少なくすることが良いでしょう。

住宅ローン返済完了時には、高齢期を迎え、住宅老朽化が進むことも想定して、必要な資金を考えておかなければいけません。

執筆者紹介

マネーライフ本舗 編集部

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